ハイツ友の会、解散を発表「退所するつもりで」…今後は別々の道へ

2024.3.31 23:05

お笑いコンビ・ハイツ友の会(左から清水香奈芽、西野)

(写真1枚)

お笑いコンビ・ハイツ友の会(清水香奈芽、西野)が解散を発表した。清水は芸人を引退、西野はピンで活動を続けていく。

京都出身の2人による、普段の会話のようなローテンションなしゃべくりスタイルで、結成5年目ながら各賞レースで頭角を現している「ハイツ友の会」。『M-1グランプリ2022』では初の敗者復活選に進出、先日おこなわれた若手漫才師たちの登竜門『第13回ytv漫才新人賞決定戦』では初のファイナリストになるなど、勢いにのるコンビだ。

2人は「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)に所属しているが、4・5月の舞台スケジュール発表時に名前がいっさいなかったことから、SNSでは「ハイツ一体どうしちゃったの・・・」「とりあえずハイツがどうなるか情報ほしい」「明日以降のハイツ友の会の出番予定がゼロ!?」「この件、何もわからなすぎて」と、心配する声が挙がっていた。

そして3月31日、西野がXを更新。「昨年の春頃に芸人を辞めたい気持ちが」と明かし、2人で何度か話合いを通じ、清水の方から「来年3月まで」と話があったのだそう。「関わってくれた皆さま本当にありがとうございました」とし、「退所するつもりでいましたが、最後の日が近づくにつれ、ピンで活動していく選択肢が自分の中で数日前から出てきましたた。今朝、ピンで活動していく気持ちが固まりました。形は変わりますが、今後もネタを楽しんでいただけたら幸いです」としている。

清水は「この5年間でたくさんのことを経験させていただきました。NSCを合わせたら6年間にもなります。そんな日々を過ごす中で、嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました。芸歴5年目というのはキリが良いので考えるタイミングにもなりました。実際に今やめようと思える程度にはこの職業での活動に満足したことも、理由の1つです」と、芸人を引退する旨を明かしている。

「もちろん賞レースで優勝できたら尚良かったですが、先ほども書いた通り、活動する中で様々な要因が積もり、芸人を一生続けることはないという意思がだんだんと固まっていったので、いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく感じました。やめる人たちと思われながらネタなどをみられるのが嫌だったので、今日までお伝えしませんでした。総じて、芸人という職業を経験できて良かったです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。翌4月1日には、自身のSNSアカウントを削除した。

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