「虎に翼」第21回・直言が罪を自白したと新聞で報じられる

2024.4.28 19:30

写真左から、新聞記事の内容に衝撃を受ける、はる(石田ゆり子)、寅子(伊藤沙莉)、優三(仲野太賀)(C)NHK

(写真5枚)

女性弁護士を目指すヒロインが、同じ志を持つ仲間たちと法曹の世界に飛び込んでいく姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。「朝雨は女の腕まくり?」と題する第5週(4月29日〜5月3日放送)では、寅子が贈収賄の容疑で逮捕された父を助けようと、家族や仲間とともに奔走する。

ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の父で、銀行に勤務する直言(岡部たかし)が贈収賄の容疑で逮捕された前週。直言の逮捕はほんの皮切りに過ぎず、その後も官僚、現役大臣など合わせて16名が逮捕され、通称「共亜事件」とよばれる汚職事件に発展する。

第21回(4月29日放送)は、「共亜事件」が世間の注目を集めたことで大学に行けずにいた寅子のもとに、大学の同級生・花岡(岩田剛典)が穂高教授(小林薫)を連れて猪爪家にやってくる。穂高が直言の弁護を引き受けてくれることになり、寅子たちは安堵する。

しかし、逮捕から4カ月後。予審が終了したと報じる新聞記事には「直言が罪を自白した」とあり、寅子たちは衝撃を受ける。そして、戸惑う寅子たちのもとに直言がようやく帰ってきて・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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