阪急「ティーフェス」の楽しみ方、会場試飲&スイーツにも注目

2024.5.8 12:15

5月8日に開幕した『ワールド・ティー・フェスティバル2024』

(写真9枚)

国内外のお茶が集まる、年に一度の祭典『ワールド・ティー・フェスティバル2024』が、5月8日より百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)でスタートした。

今年で8回目を迎える同催事。祝祭広場では日本のお茶に特化し、全国から煎茶や番茶、玄米茶といったさまざまな茶葉が一堂に会し、今回6つのお茶どころが出品している「和紅茶」は、近年国外からも注目されている。

6つのお茶どころのうちの1つ、催事担当者も太鼓判を押す宮城県で2017年よりスタートした新鋭「キタハ」からは、すっきりとした「和紅茶リーフ」(30g648円)のほか、同催事限定で「和紅茶蜜香」(30g1404円)が登場。渋みの少ない、やさしい甘さが特徴で、老若男女に愛される味わいだ。

また、同イベントでは試飲のできる店も多く、実際に味わいながら生産者の声が聞けるのもポイント。愛知県の「鈴木製茶」の人気商品「有機新城ほうじ茶」(80g864円〜)は通常タイプに加え、深煎りと二段焙煎があり、「深煎りと二段焙煎は味が濃いため、ラムなどのお酒を合わせるのもおすすめなんです」というように、それぞれに合った飲み方なども教えてくれる。

会場では試飲に対応している店も多い
生産者からの声を直に聞くことができる

そのほか、「茶の木」以外から作る品も。北海道の「北海道産野菜茶 ふうか」は、野菜を独自方法で乾燥させ、とうきびやビーツ、たろいもといった野菜を用いた一風変わった茶葉が並ぶ。

茶葉同様に注目したいのが、お茶を使ったスイーツの数々。乳酸菌による後発酵した阿波晩茶を使った、京都の「7T+(セブンティー+)」のジェラートは、「本当にお茶?」と疑ってしまうビジュアル。一口食べるとさっぱりとした酸味と風味が広がり、最後にはしっかりと茶葉の味わいが楽しめる。

京都の「7T+(セブンティー+)」より、「阿波晩茶(在来)ジェラート」(660円)
岐阜県の東白茶寮のプリン。甘さはどれも控えめとのこと。「極み番茶」を使った「皇」(731円)

祝祭広場隣の「阪急うめだギャラリー」では、ドイツを軸に、イギリスやアメリカといった10カ国19のティーブランドの紅茶、またスコーンなどのお茶のお供も販売。「アートステージ」では、スリランカやネパールなど、世界の茶の産地「ティーベルト」のお茶が勢揃いする。『ワールド・ティー・フェスティバル2024』は5月8日から13日まで「阪急うめだ本店」9階の祝祭広場・阪急うめだギャラリー・アートステージにて。

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