「虎に翼」第33回・寅子、女性弁護士としての壁にぶつかる

2024.5.14 19:30

両親にある事を頼み込む寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

激動の昭和時代、日本初の女性弁護士となったヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第33回(5月15日放送)では、晴れて弁護士になった寅子が女性の社会的地位に悩むなか、偶然出くわした花岡のある姿に衝撃を受ける。

修習期間を終えたヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、ついに弁護士資格を取得する。晴れて弁護士となった寅子だったが、女性であることを理由に依頼人から避けられ続けてしまう。なかなか法廷に立つことができない寅子は、義姉・花江(森田望智)の実家の女中・稲(田中真弓)の「女の幸せより大事なものか」という言葉が離れずにいた。

そんななか、寅子と同時に高等試験司法科に合格した先輩の久保田(小林涼子)が、婦人弁護士として初めて法廷に立つことになる。大学同期のよね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)と見学に向かった寅子は、その帰り道で上京していた花岡(岩田剛典)と偶然出くわすが・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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