年間２万人が来場、京都の「猫専門の美術館」営む一家に迫る

2024.5.11 07:00

5月11日放送の「LIFE 〜夢のカタチ〜」より（C）ABCテレビ

(写真4枚)

「夢」をキーワードに人生の輝く瞬間を浮き彫りにするドキュメント番組『ＬＩＦＥ 〜夢のカタチ〜』（ＡＢＣテレビ）。５月１１日放送回では、猫専門の美術館を営む、猫アーティスト一家に迫る。

自然豊かな京都の奥座敷・八瀬にある、猫専門の美術館「猫猫寺（にゃんにゃんじ）開運ミュージアム」。ここを営んでいるのが、家族全員が猫アーティストの加悦さん一家だ。

古民家を寺院風に改装した美術館の展示物は猫一色。猫髭をたくわえた「武田猫玄（たけだにゃんげん）」の鎧兜や、顔が猫の「織田信猫（おだのぶにゃが）」の肖像画など、猫尽くし。４年前の開館以来、毎年２万人近くの来館者を迎え、猫好きの聖地となっている。

家族全員が猫好きだという加悦さん一家。菅長の徹さんは神社仏閣を彩色する日本有数の絵師で、妻の順子さんは羊毛フェルト作家。手掛ける猫のぬいぐるみは、３カ月待ちというほどの人気ぶりだ。裁縫が得意な祖母の千恵子さんは「猫猫寺」のグッズ作りを担当している。

そして猫作家歴１０年超えの長男の雅乃さんは、小学生の時に描いた猫の絵で受賞した後、ピカソやルメールを輩出したパリの名門展に最年少の１７歳で入選し、世界からも注目されるアーティストに。家族全員が猫アーティストとして携わっている。

国内外から大勢の猫好きが来場する「猫猫寺」の企画展。５月からは『猫仏展』を開催することが決まり、一家は企画展に向け、半年前から作品制作を進めてきたという。雅乃さんの仏像制作や、今回の目玉でもある徹さんの屏風絵制作、順子さんや千恵子さんの新作づくりなど、企画展に向けて開催日までに奮闘する一家に密着する。この模様は、５月１１日・昼１１時より放送される（関西ローカル）。

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