Number_iのCM起用で話題…「ビアボール」の楽しみ方

2024.5.21 07:15

ビール本部 ブランド戦略部 竹内菜緒美さん。以前までは業務用の中瓶もあったが、今後は小瓶(334ml)のみに統一

(写真2枚)

酒類メーカー「サントリービール」(本社:東京都港区)から2022年に誕生した、炭酸水でつくる自由なビール「ビアボール」。そのマーケティング説明会が5月20日におこなわれ、リニューアルについての詳細を明かした。

ビアボールとは、「自分好みに自由に楽しめる」という、これまでにない価値観を持ったビールのこと。MZ世代(20~40歳前半)をコアターゲットに、「未来の酒類市場をつくる」との想いで開発された。

ビール本部 ブランド戦略部 竹内菜緒美さんは、販売からの2年を振りかえり、「炭酸で割るビールという点は認識されてきましたが、若年層の方々が手に取るキッカケである『自由に楽しめる』という価値が浸透していない点がブランドの課題でした」とコメント。

それを受け、2023年にそれぞれの地域に合わせたおすすめの提案をする『地元ビアボール祭り』を展開。全国47都道府県のご当地食材と組み合わせた「地元ビアボール」を開発しイベントで振る舞った際、同商品の強みである「炭酸水だけでなく、いろんな楽しみ方ができる」という点に共感の声が多く集まったという。

今回のリニューアルでは、「割り方いろいろ」とのキャッチコピーを強調するなど、パッケージビジュアルを変更。また、再栓可能なスクリューキャップへ&瓶の軽量化により、698円から568円へとコストダウン。新パッケージのQRコードを読み込むとARが起動し、コーラやアセロラジュースなど、おすすめの割り方を提案してくれるという。

また同商品は、新CMキャラクターとしてNumber_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)を起用し、5月よりCMの放送がスタート。CMの中では、同商品をクリームソーダ仕様にして楽しむ様子もあり、実際にSNSでも同様の投稿が多く見られるという。竹内さんは「個人的には牛乳割がおすすめ。ブランデーっぽいというか、少し甘みのある感じで飲みやすいんです」とアピールする。

そして現在、「心斎橋PARCO」(大阪市中央区)前にて、リニューアル後初のイベントを6月16日まで開催中。6種類のビアボール(各600円)と唐揚げや枝豆などの軽食が楽しめる。

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