生田絵梨花が地上波連ドラ初主演、Z世代の新米高校教師役に

2024.5.16 19:30

2024年夏ドラマ『素晴らしき哉、先生!』で主演を務める生田絵梨花 (C)ABCテレビ

(写真2枚)

女優・生田絵梨花が、今夏にスタートする連続ドラマ『素晴らしき哉(かな)、先生!』(ABCテレビ/日曜・夜10時放送)にて主演を務めることが決定。生田にとって、今作が地上波連続ドラマ初主演となる。

2021年に卒業したアイドルグループ・乃木坂46在籍時から、多彩な才能の持ち主として注目を集めていた生田。卒業後はミュージカル女優として躍進し、2023年には『MEAN GIRLS』で単独主演を飾るなど、近年のミュージカルシーンを語るには欠かせない存在に。

また、昨年12月に公開されたディズニー100周年記念作『ウィッシュ』では主人公・アーシャ役の日本版声優を務めたほか、現在放送中のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ)にも出演するなど、歌手や女優としてマルチに活躍の幅を広げている。

そんな生田が連ドラ初主演に挑む本作は、現代の教育現場の実情が題材となる青春群像劇。脚本・演出を担当するのは、『花より男子』シリーズ(TBS系)で脚本を手掛けた宅間孝行。令和の高校を舞台に、理不尽な教育現場に疲弊し2年目にして退職を考えている新米教師が、あらゆる人間関係に板挟みになりながらも生徒のために奮闘する姿を描くという。

生田演じる主人公・笹岡りおは、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。過酷な環境でストレスフルな毎日を送るが、日々の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、彼氏に聞いてもらうことで「先生だって人間だ!」と適度に発散しながら、持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っているというキャラクターだ。しかしその我慢も限界に達したりおが辞職を決意した矢先、急遽欠員が発生した3年生のクラス担任を初めて任されることになったことから物語は展開していく。

■人間らしさ全開な主人公に「これは相当赤裸々に臨まねばならないなと」

「今回初主演を託していただき、とてもうれしく感じています」と話す生田は、初めて務める大役や先生という役どころに緊張や不安を感じながらも、「私が演じる新米教師のりおも、過酷な教育現場に挫折寸前という状態から物語が始まるので、りおと手を組んで、走るも立ち止まるも転ぶも一緒にめげずに乗り越えていけたらと思います」と意気込みを語った。

また、今までの生田の印象とは異なる、感情豊かで人間らしさ全開なりおのキャラクターについては、「りおは感情の振り幅が大きく、良いところも悪いところも真っ向からくらって放出していく印象があります」と分析。

「なので自分もこれは相当赤裸々に臨まねばならないなと、撮影前の今はちょっと身構えています」と心境を明かしつつ、「ですが、ひとりで頭のなかでどうにかできるものでもないと思うので、共演者のみなさまと接するなかで生まれるものや反応を大事にしながら、りおという人物を探っていきたいです」と話す。

最後に、放送に向けて「1人の人間としての未熟さや愚かさを抱えながらも、先生として奮闘していくりおの姿に、視聴者の皆さんが少しでも前を向けたり、共感してもらえたら嬉しいなと思います」と視聴者へのメッセージを送った。

ドラマ『素晴らしき哉、先生!』は、2024年夏の日曜・夜10時から放送予定(初回放送日は未定)。

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