「虎に翼」第38回・妊娠するも、無理がたたり寅子倒れる

2024.5.21 20:00

病室で恩師の穂高(小林薫)と話す寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

日本で初めての女性弁護士となったヒロインが、さまざまな壁にぶつかりながらも法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第38回(5月22日放送)では、妊娠が発覚した寅子だが、兄の出征や仕事の多忙さが重なった末に、無理がたたり倒れてしまう。

猪爪家に召集令状が届き、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の兄・直道(上川周作)の出征が決まる。寅子の母・はる(石田ゆり子)は直道のためにできる限りのごちそうをふるまい、直道の妻・花江(森田望智)も精一杯の笑顔で送り出そうと努力する。

一方で寅子は、通常の弁護の仕事のほかに、弁護士を辞めることになった久保田(小林涼子)が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き受けることになる。さらに、恩師の穂高(小林薫)から明律大学での講演を依頼されるが、講演会当日に無理がたたって倒れてしまい・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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