「虎に翼」第44回・寅子が夫の優三の死と向き合おうとする

2024.5.29 19:30

夫・優三との思い出の河原を訪れた寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

激動の昭和時代、日本初の女性弁護士となったヒロインの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第44回(5月30日放送)では、寅子が出征して帰らぬ人となった夫・優三の死と向き合おうとする。

ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)は、これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて安らかに永眠する。父の死、そして出征した夫・優三(仲野太賀)の死に向き合わざるをえなくなった寅子は、何事もなかったように生活を続けようとしていた。

すると、寅子の心が折れてしまうのを心配した母・はる(石田ゆり子)から、「悲しみを乗り越えるため、自分の好きなように使いなさい」とお金を渡される。はるからのお金を手に闇市をさまよう寅子は、かつて優三と一緒に食べた焼き鳥を思い出す。そして、優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえってきて・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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