アウェイに強い超特急「8号車すごいと言われるのがうれしい」

2024.6.19 19:00

来阪した超特急のタカシ(左)、アロハ 写真/Ayami

(写真7枚)

■「『8号車』すげえな、と言われるのがうれしい」(アロハ)

──パフォーマンスの面白さで言うと、2024年はLmaga.jpで『LIVE SDD 2024』(3月9日・大阪城ホール)や『関西コレクション2024 S/S』(3月20日・京セラドーム大阪)のライブレポを書かせていただいたんですが、毎回、ああいったイベントのような場所で超特急って1番強いなって思うんですよね。

アロハ:本当ですか。でも僕はもう個人的に『関西コレクション』は人生初ドームというのもあって、それでまずテンションが上がりましたし、やっぱり出るからには来てくださったお客さんに「一番よかったね」って言われるようなパフォーマンスをしたいと思っていたので、ボルテージがガン上がりでした。

→【記事】超特急、LIVE SDDで勢い良すぎるトップバッター飾る
→【記事】超特急が「関コレ」に登場、8号車のペンライトが京セラ彩る

──『LIVE SDD』ではトップバッターとして盛り上げて、『関西コレクション』はメンバー全員の気迫がスゴかった印象です。これまでも超特急は何度か関コレに出ていて、「面白くてかっこいい」というイメージを持っていた人が多かったかもしれないですが、1曲目『Countdown』から始まったのを見て、「今年、ちょっと気合いがちゃうな」と。

アロハ:そうですね。ユーキくんがセトリを決めてくれたんですけど、「勝負しに行くぞ」って。『Countdown』からの『MORA MORA』で、完全に勝負しに行きましたね。

──ほかの出演者も多くていろんなファンがいるなかで、会場にいる全員を引き込む力みたいなのがすさまじいなというのと、それに加えて8号車の勢いを感じました。メンバーカラーのペンライトがすごくキレイで。

アロハ:うん、本当にありがたいです。

タカシ:僕たちの気合の入り方を感じてくださったと思うんですけど、何が一番そうさせてるって、結局8号車なんですよ。正直フェスとかイベントって8号車もアウェイなわけじゃないですか。なのに、すごくみんなマナーが良いし、ちゃんとほかのアーティストさんのライブも楽しむし。

──そうですね。

タカシ:それで自分たちの番になったら、僕たちを思う存分応援してくれて。いや応援というよりも、一緒にライブしてくれているような光景があるから。だから僕たちも感化されてより燃えるんです。

「8号車に力をもらっている」と笑顔で語る2人

──確かにほかのファンから見たら一体感というか、すごいですもんね。

タカシ:イベントとかフェスでまず何が話題になるって、パフォーマンスももちろんですけど、

タカシ&アロハ:(2人声を揃えて)8号車!

アロハ:そう、8号車すげえなって(笑)。それがめっちゃうれしいんですよ。

──ファンも一緒に「ドーム目指すぞ」という気持ちで。

アロハ:やっぱりドームという場所がそうさせたのかなという風に思いますね。生半端な気持ちでは立てないから。

タカシ:9人体制になって、「ドームで単独ライブをする」という目標がよりリアルに感じられるようになったからこそ、1つ1つのライブに力が入るというか。

──でもイベントとかフェスって3〜5曲とかしかできないイメージですけど、その数曲でもバラエティ豊かな楽曲で超特急の異なる魅力を出せるのが強いなと思います。4月にリリースされたEP『Just like 超特急』の7曲でも、『Countdown』『Steal a Kiss』のようなバチバチなダンスチューンから、『ジュブナイラー』のような昔からの超特急らしさ溢れる楽しい曲まで揃ってますもんね。

タカシ:確かに『Just like 超特急』、そのまんまセトリにしても成り立つような気がする(笑)。

アロハ:全然違うからね。

■「YADE SUN ROOMが大好き!」(アロハ)

──イベントやフェスはもちろん、ドラマなどメディアで超特急が気になった人には、この1枚が本当に名刺代わりになりますね。で、音源を聴くだけじゃなくてやっぱりパフォーマンスを観るべきやからYouTubeなどでMVやライブ映像を観て、YouTuberとしての公式チャンネル『超チューバー』で素を知って・・・ってハマってしまうと沼が深いですね。

アロハ:確かに(笑)。そんななかで僕のオススメは『YADE SUN ROOM』っていうタカシくんのYouTubeなんですけど、僕、本っ当に好きで! 楽屋の裏側とかコアなところを結構出してくれるんですけど、そういうのって8号車のみなさんもうれしいじゃないですか。僕も気になるんですよ。編集の仕方もめちゃくちゃ面白いし、見やすいから。もう新しい動画がアップされた瞬間に観てます(笑)。オススメです本当に。

──『YADE SUN ROOM』、私服抜き打ちチェックとか、ゆる〜く見れるのもいいですよね。本当に観るものありすぎて大変ですね。

タカシ:観るものはあればあるほどいいですよね。『YADE SUN ROOM』もそんなにしょっちゅうアップできてるわけではないけど、なんかね、少しでも超特急を知ってもらえるきっかけになったら良いなというので始めたので。

──リョウガさんとユーキさんもゲーム実況とかしてますよね。

タカシ:リョウガの『ガリゲーch』は事実上の凍結状態ですけど(笑)。たしかにメンバーいろいろしていますね。

──じゃあ、今後アロハさんも何か始める予定とか・・・?

アロハ:車が好きなので、そういう趣味のやつを・・・。

タカシ:めっちゃ趣味多いからね。「アロハガレージ」作れるんちゃう? それこそ企画とかもめっちゃ向いてると思うし。

アロハ:決まりました、「アロハガレージ」で(笑)。

大阪の街並みにテンションがあがっていた2人

■「いろんな人に超特急を見てもらえる努力をしたい」(タカシ)

──メンバーのみなさんのドラマ出演も続々決まっていますし、個々の活躍も増えて、超特急、さらに進化していくこと間違いなしですね。

アロハ:この先、今までお世話になった人や8号車、全員で一緒に上がっていきたいっていう思いはやっぱり一番あって。誰1人も置いてかない。 みんなで一緒にドームの景色が見たいです。

タカシ:そうやね。何事も全力で取り組むという今までのスタンスは変えないし、むしろその気持ちはより加速させる必要性があるし、あとはやっぱり自分たちの個々のパフォーマンスや歌を磨いて、それをいろんな方に見てもらえるような努力をできるといいなと思ってます。たとえばメディアだったり、こういう場所でいろいろお話させていただいたり、1つ1つのものがより一層、自分たちは大切になってくると思うから。

アロハ:うんうん。

タカシ:ドームを目標にはしてますけど、それはあくまでも目標であって、ドーム公演が成功してもその先、それよりももっと大きなものがあるしっていう、目指してるものより大きくしていく作業を延々と続けていきたいなって思っています。

エモーショナルなダンスチューンから王道J−POP、ド派手な盛り上がり曲までバラエティに富んだ7曲を収録したEP『Just like 超特急』は現在販売中。

取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/Ayami

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