ケンタが「ストロー無し」でも飲みやすい蓋を導入、年内に全店へ

2024.6.5 17:30

「ケンタッキーフライドチキン」に導入される「ドリンキングリッド」

(写真2枚)

「SDGs(持続可能な開発目標)」達成に向けた取り組みとして、各飲食店ではプラスチックストロー廃止の動きが進んでいる。そんななか、ファストフードチェーン「ケンタッキーフライドチキン」(代表:判治孝之)は、ストローなしでも飲みやすい蓋「ドリンキングリッド」を、2024年6月から順次、全店舗へ導入すると発表した。

2023年4月から一部店舗で先行テストをおこない改良を重ね、一般的な「ドリンキングリッド」に比べて厚みがない平らな形状にし、よりプラスチック使用量を削減したものが完成。なお、素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット」が25%使用されている。

同チェーンではこれまで、レジ袋のバイオマス配合への切り替えに始まり、ドリンク用プラカップの廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製への切り替えなどを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は、1店舗平均58.7%を達成しているという。

「ドリンキングリッド」は、2024年12月末頃までに国内全店舗(1232店舗、3月末現在)へ導入予定。

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