神戸で50周年「ベルばら」展覧会、原画やドレスなど勢揃い

2024.6.10 07:00

神戸阪急で開催される「ベルサイユのばら展」

(写真1枚)

原作漫画作品「ベルサイユのばら」の、誕生50周年を記念した展覧会『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―』が、8月21日より「神戸阪急」(神戸市中央区)で開催される。

同作品は、革命期のフランスを舞台に、将軍家の跡取り「息子」として育てられた女性オスカルと、隣国から嫁いできた王妃のマリー・アントワネットの人生を描く物語。連載中から熱狂的な支持を集め、「歴史ものはうけない」という当時の少女漫画界のジンクスを破ったことでも有名である。シリーズの累計発行部数は2000万部を突破し、少女漫画界における数々の歴史を塗り替えた。

本展では、マリー・アントワネットとオスカルの2人にフォーカスした原画約180点が展示。ストーリーに沿った形で展示され、物語の面白さや、名ゼリフの力強さを味わえる内容となっている。また、作者・池田理代子氏が同作品を誕生させたきっかけや熱い思い、連載の舞台裏なども、エピソードとともに紹介される。

ほかにも、作中でオスカルが着用していたドレスを再現した「生涯ただ一度のドレス」も展示。オスカルやマリーアントワネットと撮影できるフォトスポットも登場する。

そのほか、1979年から放送されたTVアニメ版を、原作との違いに触れながら紹介するブースも登場する。期間は8月21日から9月2日まで「神戸阪急」本館9階催場にて。営業時間は朝10時から夜8時まで(入場は終了時間の30分前まで)。入館料は一般1300円ほか、詳しくは公式サイトにて。

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