オープンで賑わう「須磨シーワールド」、入場・予約方法のまとめ

2024.6.8 08:00

6月1日にグランドオープンを迎える「神戸須磨シーワールド」

(写真7枚)

西日本唯一となるシャチの展示とパフォーマンスが話題の新水族館「神戸須磨シーワールド」が6月1日にグランドオープンし、初日の来場者数が1万人を超えるという反響っぷり。現在は混雑緩和のため、オンラインによる事前予約が推奨されているが、実際に予約はどの方法がスムーズなのか、お得な入場券はあるのかなどをまとめた。

– 入場券の予約・購入方法 –

■ 当日券を入り口で購入

当日券は、既定販売数に達した時点で販売が中止される。販売の状況は、公式SNS(X、インスタグラム)をチェック。「当日券は販売していますが、時間毎に制限を設けており、完売する可能性がありますので、事前予約をしていただくことをお勧めしております」と広報担当者(再入館不可。ただし神戸スマシーワールドホテルのレストラン利用時には再入館可)。

館内中央にあるスタチュー、記念撮影スポットにも◎

■ 公式HPで日時指定の事前予約

同水族館の公式HPにある「チケット購入」ページから、入館したい日付と時間を選択して事前に購入する方法。入館は、スマートフォン画面の二次元バーコードをかざして入場する。

■ 神戸須磨シーワールドホテルに宿泊

隣接する神戸須磨シーワールドホテルに直接予約して宿泊した場合、チェックイン日からチェックアウト日まで何度でも水族館の入館が無料になる。全室オーシャンビューが楽しめ、水槽がある部屋も。併設の「ドルフィンラグーン」では1日3グループ限定のイルカと泳ぐ体験も可能(要予約)。宿泊して2日間たっぷり楽しみたい人におすすめ。

「ドルフィンラグーン」ではイルカと触れ合うことができる

■ 山陽電車の切符とセット

山陽電車で月見山駅より西から水族館に行くなら、山陽電車の「神戸須磨シーワールドきっぷ」が便利。往復きっぷと入館券引換券がセットになっていて、予約なしできっぷ購入日当日に限り入館できる。料金も最大540円お得。販売期間は2025年3月31日まで(月見山駅では販売されない)。

■ 年間パスポート

入館料は変動料金制のため簡単に計算はできないが、繁忙期を含めて年に3回以上入館するなら年間パスポートを購入したい。年間パスポートの会員特典として、同伴者1名20%割引、会員限定イベントへの参加、館内のレストランやショップの5%割引なども受けられる。

「ワーフ ドルフィンスタディアム」ではオルカ(シャチ)グッズも豊富に揃う

■ 神戸市在住の子どもなら「KOBEこども割クーポン」

年に1度、事前(2日前まで)に申請すれば、神戸市在住の小中学生は入館料が500円、幼児は無料に。「のびのびパスポート」があればスマスイ時代は無料だったことを考えると、年に1回か・・・となるが、それでもやはり嬉しいはず。

「アクアライブ」では前身の「神戸須磨海浜水族園」のミニチュア模型が展示されている

■ 市民DAY

神戸市公式noteによると、「神戸港が開港した12月7日を『市民DAY』として、神戸市民は大人1000円で入館できる予定にしています」とのこと。混みそうだが、地元の人はうれしいだろう。

– 予約ができる「体験チケット」も? –

■ パフォーマンスとフィーディングタイム

シャチとイルカのパフォーマンスは、開催時間前に各スタディアムへ。立ち見もあり。ペンギン、アシカ・アザラシなどの食事時間の見学は指定時間に各水槽で自由見学。

■ ディスカバリーガイダンスチケット(動物とのふれあい体験)

「ウミガメコミュニケーション」(800円)、「アクアライブ バックヤードツアー」(1000円)、「ドルフィンコミュニケーション」(2000円)があり、入場券の事前予約と同じ予約ページで予約が可能。オンライン会員「Club SUMASEA」に登録すると早期チケット予約、公式アプリをダウンロードしていれば並ばずにチケットが取得できる。

– 食事はどうする? –

■ ブッフェレストラン「ブルーオーシャン」

シャチのパフォーマンスプールのなかを、21メートルの窓越しに見ながら食事ができるブッフェレストラン。予約はできず、満席になると整理券が配布される。シャチの水槽前のオーシャンエリアのほか、ビーチエリアとテラスエリアがあり、テーブルからプールが望めるオーシャンエリアを希望すると着席までに時間がかかる可能性が高くなる。整理券が配られると、入場できる時間が読みにくくなる。ビュッフェは80分制。大人(中学生以上)4000円ほか。

優雅に、ときにチャーミングに泳ぐシャチを横目に食事ができるレストラン「ブルーオーシャン オルカスタディアム」

■ そのほかのフードコートやテイクアウトフード

ドルフィンスタディアムのフードコートは、席を確保して食券を購入するタイプ。オルカスタディアムのテイクアウトフード「ポートダイナー」は、ロープに沿ってならび購入する。

「オルカスタディアム」の「ポートダイナー」にて

文・写真/太田浩子

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