子ども達が宇宙から撮った写真、神戸のプラネタリウムで鑑賞

ナビゲーター・コスモさんの解説に耳を傾けながら、自分たちが撮影した写真を鑑賞する児童たち(画像提供:ソニー)
「ソニーグループ」(本社所在地:東京都港区)と「バンドー神戸青少年科学館」(神戸市中央区)が、子どもに宇宙を身近に感じてもらう『こども地球撮影プロジェクト』を実施。6月9日、プロジェクトの締めくくりとなる人工衛星による写真鑑賞会が、同科学館にておこなわれた。
同プロジェクトは、ソニーが運用する超小型人工衛星「EYE」を用いて、宇宙から自分たちの住む街を撮影する『STAR SPHERE』の一環。2回にわたって実施され、神戸市内の小学校32校から宇宙や天体に興味がある小学3年生30名が参加した。

1日目(5月12日開催)では、勉強会やシミュレーターでの操作体験をおこなったあと、児童たちがEYEへの予約撮影指示のコマンドを送信し、神戸の写真を宇宙から撮影。2日目は撮影した写真の鑑賞会となり、カウントダウンののちプラネタリウムに自分たちが撮影した写真が映し出されると歓声が上がっていた。
実は1日目に撮影した写真は天候と機体トラブルのため位置がずれ、当初予定していた神戸ではなく沖縄が写っていたそう。意外な結果となったものの、プロジェクトのナビゲーター・コスモさんの「何が写ったと思う?」という問いかけには児童たちがこぞって手を挙げて回答し、見事「沖縄」と言い当てる児童も。また、「日本の一部が映ったからよかった!」というポジティブな声も上がっていた。


さらに、後日再撮影された神戸の写真も映し出されると、児童たちは「おおー!」「淡路島が見える!」と大盛り上がり。その後はプラネタリウムやプロジェクトの振りかえりムービーの上映もあり、終始児童たちの意見や質問が飛び交い、活発に宇宙を学ぶ様子がうかがえた。プロジェクトを終えた児童は「初めて知ったこともあった」「2日間だけだけど、いろんなことが知れてよかった」と振りかえっていた。

EYEを通した企画やイベント情報は、『STAR SPHERE』の公式サイトに随時アップされる。また、擬似的な宇宙旅行体験ができるアプリ『EYEコネクト』はパソコンやスマートフォンでも操作できるので、興味を持った方は一度のぞいてみては。
取材・文/つちだ四郎
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