「虎に翼」第55回・寅子、合併への説得を弟の直明に賭ける

2024.6.13 19:30

多岐川の言葉に胸を打たれる寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

戦後の日本で法曹界への復帰を果たしたヒロインが、裁判官を目指して邁進する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第55回(6月14日放送)では、寅子が家事審判所と少年審判所の合併を説得するためにある賭けに出る。

家庭裁判所設立のため奔走するヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、家事審判所と少年審判所の合併に関して依然として説得を続けるがうまくいかない。そこで、寅子は「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして子どもたちへのボランティア活動に力を注ぐ弟・直明(三山凌輝)に賭けてみることにする。

互いに反目する少年審判所所長の壇(ドンペイ)と、家事審判所所長の浦野(野添義弘)は果たして直明の言葉に耳を貸すのか。迫る年明け1月1日の家庭裁判所発足の期限に向けて、寅子たち「家庭裁判所設立準備室」の面々の奮闘は続き・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。 

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