大阪で1万本の傘まつり、「男性×日傘」急増で右肩上がりの需要

2024.6.12 18:45

1万2000本の傘が集う「傘まつり」が「阪神梅田本店」」でスタート

(写真12枚)

梅雨入りを目前に、「阪神梅田本店」(大阪市北区)では名物催事『傘まつり』がスタートした。1本1000円台のものから22万円の高級傘など、機能性もさまざまな傘が約1万2000本集結する。

■ 男性×日傘も当たり前に…右肩上がりの傘需要

おでかけニーズの復活、また年々気温も上昇していることから、日傘含め需要があがっているという傘。同催事では2023年時より約2000本ラインアップを増やし、そのほとんどが晴雨兼用となっている。「肌感ですが、日傘を購入される男性客も多くなっていますね」と担当者。6月16日の父の日に向け、プレゼント需要も高いそうだ。

なかから見ると…あじさい!?

催事場には和傘洋傘問わず、「推し傘」としてカラーバリエーション豊富に取りそろえられたものや、パーソナルカラーで肌を魅せるもの、夏に活用したい扇風機付きの傘など、さまざまな傘がずらり。トレンドは持ち運びが便利な小さい傘で、ポケットにすっぽり入るような手のひらサイズの傘なども。鞄にしのばせておけば、急なゲリラ豪雨などにも対応できる。

■ 傘もアクセ感覚で!? チャームでオリジナル

なかでもオープン後人が集まっていたのが、傘に付けるチャーム売場。レインコートを着用したクマやソフトクリームなどのかわいらしいモチーフで、傘に付けるだけでアクセサリー感覚で傘を持つことができ、なかには個数制限を設けられるものもあった。

Demodee(デモデ)のチャームは初日のみ個数制限が設けられていた。レインコートを着用
ビニール傘などかぶりがちなときにお役立ち、手元に付けてオリジナル感を

また、お気に入りの手元をカスタマイズできる日本製の老舗傘ブランドなども出店。催事の最高額が1本22万円の一方で、2200円〜という手に取りやすい価格帯のセール品を集めたコーナーも。傘本体だけでなく、スマホで位置確認のできる「紛失防止タグ」、小雨などのときに便利な傘の生地で作られた帽子、撥水加工が施されたバッグなど、雑貨類も取り扱う。

1946年創業・東京の老舗傘ブランド「市原」にも晴雨兼用の傘が。同店はオーダーイベントを実施中

『HANSHIN傘まつり』は6月12日から17日まで、「阪神梅田本店」8階催事場にて(最終日は夕方5時まで)。

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