奈津子に謝罪する寅子にSNSで疑問の声「それは違うんじゃ」

2024.6.13 20:00

奈津子(古畑奈和)と再会する寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真1枚)

戦後の日本を生きるヒロインが、女性初の弁護士として活躍する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月13日放送の第54回では、寅子が亡くなった花岡の妻・奈津子に謝罪するシーンに、疑問の声が上がっている。

汐見(平埜生成)と恋に落ちた香淑(ハ・ヨンス)は勘当され、故郷を出て日本で暮らしているという話を汐見から聞いた寅子(伊藤沙莉)。今は汐見の妻「香子」として暮らしている香淑は、「崔香淑のことは忘れて」と寅子を突き放す。自分にできることはないかと考える寅子だったが、多岐川(滝藤賢一)はそんなものはないと一刀両断する。

そんななか、亡くなった花岡(岩田剛典)の妻・奈津子(古畑奈和)が寅子を訪ねてくる。寅子に感謝し、「お互い頑張りましょうね」と話す奈津子の姿に、寅子は救われた気持ちになるのだった。

今回の放送では、寅子が奈津子に「ごめんなさい」「気付いていたら何か変わったかも知れないのに」と花岡の異変に気付けなかったことを謝るシーンが描かれた。さらに、奈津子が「家族が何を言ってもダメだったの。もし周りが説得して折れていたら私、妬いちゃうわ」と返すシーンも。

SNS上では、寅子の謝罪に対し「寅ちゃん自分の気持ちが先に出過ぎかな・・・」「いやぁー寅子が花岡の苦しみに気づかなかったことを謝るのは何か違うんじゃ」「花岡夫人に謝る寅子、ちょっと傲慢ではないだろうか」など疑問の声も寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月14日放送の第55回では、家事審判所と少年審判所の合併が進まず、寅子はある賭けに出る。

文/つちだ四郎

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