新木優子、念願のキングダム出演「席から立てなくなった」

2024.6.25 05:30

映画『キングダム 大将軍の帰還』の舞台挨拶にサプライズ登場した新木優子(6月23日・大阪市内)

(写真4枚)

映画『キングダム 大将軍の帰還』の完成披露試写会が「TOHOシネマズ梅田」(大阪市北区)にて開催され、俳優の山﨑賢人と大沢たかおが登壇。さらに、サプライズゲストとして新木優子が登場し、会場を驚かせた。

原泰久原作の漫画『キングダム』を実写映画化した同作。2000年以降にシリーズ化された邦画実写作品としては、1作目から3作連続で50億超えという史上初の偉業を達成している。今作ではシリーズ初となる全国完成披露会を実施し、主人公・信役の山﨑と六将軍のひとり・王騎役の大沢が名古屋、大阪、福岡の3箇所を巡った。

23日の大阪会場には、王騎の過去に関わる武将・摎役を演じた新木優子がサプライズ登場。驚きと喜びの入り混じった歓声とともに迎え入れられた新木は、「ほんま来てくれてありがとう!」と関西弁で挨拶し、さらに会場を沸かせた。

左から、大沢たかお、山﨑賢人、サプライズゲストの新木優子(6月23日・大阪市内)

シリーズへの出演は今作が初となる新木は、「第1作目から劇場でチケットを買って観にいった作品。いつかこんな素敵な作品に出させていただけたらうれしいなと思っていました。オファーをいただいたときはもう、本当にうれしかったです」とコメント。

さらに、「いちファンとしても感慨深かったですし、試写室で完成した作品を見させていただいた時、本当に一瞬席から立てなくなるくらい。最初から最後までいろんなドラマと感動ポイントがあって、本当に集大成なんだなっていうのがもう最初からひしひしと伝わってきました」と思い入れを語った。

「ほとんどイチから学んだアクションが大変だった」と語る新木優子(6月23日・大阪市内)

今作ではアクション経験が少ないなか、さらに難易度が高いとされる乗馬シーンにも挑んだという新木。共演した大沢は「とにかく危険が多いので、女性で乗馬アクションとなると吹き替えでやるのが当たり前なんです。でも吹き替えじゃなく、ご自身の意思で挑戦したというのはかなりびっくりしたし、役を演じるうえでの新木さんの本気度を感じました」と絶賛した。

王騎役の大沢とは共演シーンも多かったといい、新木は「現場で初めて王騎としての大沢さんと初めて対峙したとき、もう王騎がそこにいたと思って、本当に王騎って存在するんだと思って。迫力やなんとも言えない大きな包み込んでくれる空気感が大沢さんからにじみ出ていました」と印象を振りかえった。同作は7月12日より、全国の映画館で順次公開される。

取材・文・写真/つちだ四郎

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