戸塚純貴、バディ・よねに熱い思い「寄り添えるのは轟だけ」

2024.6.28 12:45

『虎に翼』で轟を演じる戸塚純貴(写真は2023年11月、大阪市内にて撮影)

(写真3枚)

戦後の法曹界を生きるヒロイン・猪爪寅子(伊藤沙莉)の活躍や苦悩を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第65回(6月28日)の放送後、朝番組『あさイチ』の「プレミアムトーク」に、寅子の級友・轟太一役を演じた戸塚純貴が登場した。

戸塚が演じる轟は、ヒロイン・寅子が明律大学で出会った男子学生で、同じく法を学ぶ学生・花岡(岩田剛典)とは同郷の友人という間柄。当初は「男らしさ」にこだわっていたものの寅子たちと関わることで認識が変わり、戦後はよね(土居志央梨)と法律事務所を営む。

男子学生たちが寅子たちを貶めた際に「それはいただけないな」と注意したり、友人・花岡の間違った言動を熱く諭したり、曲がったことが許せない性格を持つ轟。X(旧ツイッター)ではそのまっすぐな人柄が人気となり、ハッシュタグ「#俺たちの轟」が生まれるほど。

花岡(岩田剛典)の言動を注意する轟(戸塚純貴)(C)NHK

MCの博多大吉が「出てきたときは一番考え方が古い方なのかなと思わせておいて、一番柔軟だっていうイメージなんですけど」とたずねると、「多分、轟のなかでの正義があって。それは誰に対しても平等で、誰を比べたりとかではなくて、正しいと思っているものをはっきり言える存在なのかなと思います」と轟のキャラクターを分析した。

また、番組内では轟のバディとして行動をともにする、よね役の土居がVTRで出演。印象的だったシーンとして、花岡の死を知った轟に対し「惚れてたんだろ、花岡に」「私の前では強がる意味がない。そう言いたかっただけだ」と言葉をかけるシーンと、寅子に対し複雑な思いを抱くよねに対し、今度は轟が「俺の前でかっこつけるな」と話すシーンをあげていた。

よね(写真左、土居志央梨)に苦しい胸の内を打ち明ける轟(右、戸塚純貴)(C)NHK

土居は「こういうことを言ってくれる人だから、よねはすごく必要としてるんだろうなって思って。ちょっとかっこよかったです、あのシーン」と振りかえり、戸塚も「よねさんだから、本当に思っていた花岡への悲しい気持ちも吐露できたんだなって思います。それがあったからよねさんに寄り添えるのは轟しかいないのかなっていう」と語った。

SNS上では「よねさんと轟ずっとバディでいてくれ~」「よねさん&轟も中の人同士も最高だな」「よねさんと轟さんのあのシーン ホントによかったな」「轟とよねでスピンオフやってほしいぐらい」などの声が相次いだ。

『虎に翼』の放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。

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