「虎に翼」第68回・親権押しつけ合う夫婦の離婚調停を担当

2024.7.2 19:30

栄二(中本ユリス)を見つめる寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

激動の昭和時代、戦後の日本で裁判官となったヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第68回(7月3日放送)では、ある夫婦の離婚調停を担当することになった寅子が、その息子を救う手立てを模索する。

ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当することになる。2人の間に生まれた息子・栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。

両親が責任を押し付け合う姿に栄二は心を閉ざしていき、寅子はそんな栄二を救う方法がないか模索する。一方、最高裁では「尊属殺の規定」に関するある判決が言い渡されようとしていた。15人の最高裁判事の中には穂高(小林薫)の姿があり・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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