「虎に翼」第78回・寅子、優未と亡き夫の優三の姿が重なる

2024.7.16 19:30

『虎に翼』第78回より、あるノートに目を通す寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真5枚)

激動の昭和時代、戦後の日本で裁判官となったヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第78回(7月17日放送)では、寅子が担当する民事調停でトラブルが発生する一方で、寅子が娘の優未のある姿を目撃する。

山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人の森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生し、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)も巻き込まれてしまう。しかし高瀬は森口との言い合いの内容を決して明かさない。

一方、家に帰った寅子は娘の優未(竹澤咲子)がテストの点数をごまかそうとしている場面に出くわす。テストになると緊張してしまうと話す優未の姿に、寅子は亡き夫・優三(仲野太賀)のことを思い出して・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士であり裁判官となった一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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