「虎に翼」第87回・寅子、小野の昔の恋人との過去を知る

2024.7.29 08:15

『虎に翼』第87回より、航一を見つめる寅子(伊藤沙莉)と入倉(岡部ひろき)(C)NHK

(写真5枚)

激動の昭和、戦後の日本で女性初の裁判官となったヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第87回(7月30日放送)では、寅子が三条支部の事務員・小野が抱えている過去を知る。

スマートボール場で発生した火災についての裁判で、兄・顕洙(許秀哲)の無実を訴える弟・広洙(成田瑛基)に、傍聴席にいた三条支部の事務員・小野(堺小春)は思わず声をかける。小野にはかつて朝鮮人の恋人がいたのだが、結婚を前にして親の猛反対に遭い、別れさせられたのだという。

小野の過去を知ったヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、改めて公平な目で事件を見ようと決める。そんな寅子のわかり合えない人とも諦めずに関係を深めようと踏み込んでいく姿を、新潟地方裁判所の刑事部で判事を務める航一(岡田将生)は見守っていて・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士であり裁判官となった一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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