誰が出る? 超豪華な映画『ラストマイル』はドラマを見てなくても大丈夫[PR]

2024.8.9 20:00

満島ひかり&岡田将生が出演、8月23日公開の映画『ラストマイル』©2024 映画『ラストマイル』製作委員会

(写真26枚)

8月23日に公開される映画『ラストマイル』。満島ひかりが主演をつとめるノンストップサスペンス作品なのだが、実は公開が告知されたときからドラマ好きの間で「夢のよう」「神作が約束されている!」とSNSで話題に。

というのも、この映画はTBS系にて放送されたテレビドラマ『アンナチュラル』(2018年)、そして『MIU404』(2020年)と世界線を共有する「シェアード・ユニバース・ムービーというもので、ドラマのキャラクターたちが映画にも登場。これまでにない夢の共演がおこなわれている作品なのだ。

一方で、「ドラマ観てないんだよな・・・映画からでも分かるのかな?」「ドラマの続きじゃないの?」「2作品も見返す時間もないし、やめとこうかな」と、映画を観ること自体を躊躇してしまう人も。

それはもったいない! ドラマを見ていなくても大丈夫!!

その理由について、映画のあらすじや豪華キャストの紹介、そしてドラマ未履修のライター×ドラマファンの編集が『ラストマイル』の感想を話す対談で、証明します!


■ そもそも、映画『ラストマイル』はどんな話?

物語は、11月に開催される物流業界最大のイベント「ブラックフライデー」前夜に起きた段ボール爆破事件から始まる。この事件をきっかけに、とある通販サイトから発送された荷物の爆破が連続で勃発し、ブラックフライデーのセールが日本中を恐怖に陥れる事態に。

映画『ラストマイル』より、舟渡エレナ(満島ひかり)、梨本孔(岡田将生)©2024 映画『ラストマイル』製作委員会

爆破を阻止し、事件を解明するべく、物流センターのセンター長である舟渡エレナ(満島ひかり)やチームマネージャーの梨本孔(岡田将生)たちが奮闘。

誰が何のために事件を仕掛けたのか? 残りの爆弾はいくつあり、またどこにあるのか? 世界に張り巡らされた「血管」を止めずに、連続爆破を止めることはできるのか?・・・というスリル満点のサスペンス劇が繰り広げられる。

米津玄師が書き下ろした主題歌「がらくた」を使用した『ラストマイル』予告映像

■ とりあえず、制作陣&キャストともにめちゃくちゃ豪華

あらすじを読んだだけでもおもしろそうだが、制作陣、キャストともに錚々たるメンバーが揃っているのも同作品の魅力。監督・塚原あゆ子×脚本・野木亜紀子×主題歌・米津玄師という最強タッグが再び集った。

塚原あゆ子の代表作
映画:『コーヒーが冷めないうちに』(2018)、『わたしの幸せな結婚』(2023)
ドラマ:『アンナチュラル」(2018)、『グランメゾン東京』(2019)、『MIU404』(2020)、『下剋上球児』(2024)
野木亜紀子の代表作
映画:『罪の声(塩田武士原作)』(2020)、『カラオケ行こ!(和山やま原作)』(2024)
ドラマ:『アンナチュラル』(2018)、『獣になれない私たち』(2018)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(2020)、『MIU404』(2020)

作品を彩るのは、満島ひかり岡田将生、その脇を固める阿部サダヲディーン・フジオカ火野正平らオリジナルキャスト陣。そしてドラマ『アンナチュラル』から石原さとみ、井浦新、窪田正孝ら、ドラマ『MIU404』から綾野剛、星野源、麻生久美子らも出演するなど、1本の映画とは思えないほど豪華な布陣が組まれている。

世界規模のショッピングサイトの関東センターに配属されたセンター長・舟渡エレナ(満島ひかり)
転職して関東センターにやってきた入社2年目のチームマネージャー・梨本孔(岡田将生)
サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長、八木竜平(阿部サダヲ)
エレナの上司で日本支社の統括本部長、五十嵐道元(ディーン・フジオカ)
羊急便の委託ドライバー、佐野昭(火野正平)

■ どっちも観てないと楽しめない?…いや、まったく問題なし!

あらすじと出演者の時点で「観たい!」という気持ちが高まってきたが、筆者は『アンナチュラル』『MIU404』は両作品ともに未履修。『ラストマイル』はドラマと連動している「シェアード・ユニバース・ムービー」とあって、「ドラマを観てたほうが楽しめるんじゃないか」と、この夏観たい映画の候補に入れていなかったのだが・・・。

メインビジュアルにも「シェアード・ユニバース・ムービー」と書いてるし…

7月27日、脚本の野木亜希子さんがXにて、「Black Fridayに荷物が爆発して困る話です。主演・満島ひかりで8/23公開! ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』と同一世界線上ですが独立した話なので未見でOK。『友情出演が豪華だな???』と少し不思議に思うくらいです」と呟いているではないか!

脚本家ご本人のお墨付きがあるなら「見ずに行ってみようかな!?」と、今回はドラマ未履修の筆者(野村)と、ドラマ好きで両作品のファンでもある編集Mが一足お先に映画を鑑賞してきました!


◾️ドラマ未履修×ファン、それぞれの感想は?

野村:野木さんが呟いておられた通り、ドラマを観てなくてもめちゃくちゃおもしろかった! 満島ひかりさんなどキャスト陣の演技がさすがすぎるし、脚本も緻密に計算されていて、ストーリーの厚みがすごかったです。あっという間に2時間経ってました・・・!

編集M:ドラマを観ていた私からしても、『アンナチュラル』『MIU404』を知らなくても全然大丈夫だと思いました。純粋に1本の映画としておもしろかったですね。

野村:話がドラマから独立していたので、観ていないという引け目や疎外感もなかったし、どっぷりと『ラストマイル』の世界観に浸ることができました。反対にドラマを履修していた人からすると、その世界観は感じられたんですか?

編集M:ドラマのなかで使用されていたBGMとかモチーフがチラ見えする度にワクワクしました。あと、登場人物たちの空気感からそれぞれの関係が深まっているのを感じたり、成長している部分が見えたりと、放送が終了してからもみんながどこかの世界線で生きていたんだな・・・と時間の経過が垣間見られて良かったです!(早口)

映画では『アンナチュラル』の刑事・毛利(大倉孝二)&『MIU404』の刈谷(酒向芳)の新コンビが誕生しているのも見どころ ©2024 映画『ラストマイル』製作委員会

野村:そういう深いところに共鳴できる点は本当に羨ましいですし、ドラマを観ていたらもっと楽しめた部分は絶対にあると思うので、両ドラマを履修してからもう一回観たいなと思っちゃいました!

編集M:ちゃんと現代の社会問題にも触れる内容で、さすが野木さんの脚本だなと思いました。

野村:配達の受け取りに関する問題とか、便利であることへの依存とか・・・私も考えさせられました。通販サイトと配達という現代人に身近なところが舞台なので、いろんな意味で想像力が掻き立てられるように感じました。

映画『ラストマイル』より、羊急便の委託ドライバーを演じる宇野祥平(左)、火野正平 

編集M:そして何と言っても展開の早さと伏線回収のおもしろさはさすが!

野村:テンポ良くストーリーが展開していくので、ドキドキハラハラ、感情がジェットコースターのように激しかったですね。

編集M:それにしても、こうやって見終わったあとに、ドラマを観ていた人と初見の人が一緒に感想を言える作品ってあんまりない気がするし、楽しいですね。

野村:確かに。これはあえて、履修済みファンと未履修初心者が一緒に行くのがおすすめかも。

編集M:お互いの感想も気になるし、どちらも新しい発見がありましたよね。

塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」ということだが…

野村:とにかく見終わったあとはとりあえず語りたくなるので、3〜4人とかグループで観に行くのもいいかもですね。

編集M:こうやって喋ってたら、ドラマを見返したくなってきた・・・。ドラマを観てなかった人も映画のあとに観てみたらまた違った目線で楽しめるはずですし、両方の目線で楽しむチャンスがあるのが、未履修の人の特権ですよね、いいなあ。

映画『ラストマイル』より、 ドラマ『アンナチュラル』のメンバー ©2024 映画『ラストマイル』製作委員会
映画『ラストマイル』より、 ドラマ『MIU404』のメンバー ©2024 映画『ラストマイル』製作委員会

野村:ドラマを観てから、もう一回映画を観に行きます。

編集M:うんうん。映画公開記念特集として『アンナチュラル』『MIU404』が『TVer』で期間限定で配信されているみたいなので、ぜひチェックしてみてください!

映画『ラストマイル』は8月23日公開。ドラマを観ずに映画を観に行った方は、その感想を聞きたいので「#ドラマ未履修でラストマイル」で是非つぶやいてください!


取材・文/野村真帆
提供/TOHOマーケティング

映画『ラストマイル』

2024年8月23日(金)公開
出演:満島ひかり 岡田将生
ディーン・フジオカ / 大倉孝二 酒向芳 宇野祥平 安藤玉恵 丸山智己 
火野正平 阿部サダヲ

「アンナチュラル」
石原さとみ / 井浦新 窪田正孝 市川実日子 竜星涼 飯尾和樹(ずん) / 薬師丸ひろ子 松重豊

「MIU404」 綾野剛 星野源 / 橋本じゅん 前田旺志郎 / 麻生久美子

監督:塚原あゆ子
脚本:野木亜紀子

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