【調査】KITTEなど続々オープン、注目の西梅田にどう行く?

2024.8.2 08:28

7月31日に開業、バルチカ03などの「イノゲート大阪」、KITTE大阪などの「JPタワー大阪」へどう行く?

(写真20枚)

■ 阪急「大阪梅田駅」から行く方法は3通り

最後に試したいのが、神戸や京都から乗り入れる阪急電鉄「大阪梅田駅」からのルートだ。茶屋町エリアやホワイティうめだ、HEP FIVEなどが近く若者が集まる場所だが、JPタワー大阪からは少々距離がありそうだ。実際のところどうなのか、3ルートで試してみました!

● 視覚的にわかりやすい? スカイウォークルート

まずは梅田のランドマーク「阪急うめだ本店」からスタート。同百貨店の2階通路から外に出ると、「大丸梅田店」や「阪神百貨店」などを繋ぐ大きな歩道橋「スカイウォーク」が広がる。

「大丸梅田店」や「阪神百貨店」などを繋ぐ大きな歩道橋「スカイウォーク」

歩道橋からは開発が進む大阪の街を一望でき、なかなかの壮観! 場所によってはJPタワー大阪も見え、「ここは今どこ?」と混乱した場合も現在地を再確認できる、方向音痴にとってはなんともありがたいスポットだ。

「スカイウォーク」から建物の位置関係を確認。奥にKITTEの文字がかすかに

この歩道橋に出れば、あとはかんたん。まずは「大丸梅田店」を目指してひたすら直進していく。道中にオシャレなベンチや大阪駅を再現したモニュメントなどが設置されている歩道を進んでいくと、大丸梅田店に到着。

「大丸梅田店」や「阪神百貨店」などを繋ぐ大きな歩道橋「スカイウォーク」

さらに、「スターバックス」のテラス席を右手にのぞみつつ、進んでいく。すると、今度は歩行者用の通路が出現。ここまで到着すれば、あとは目前にJPタワー大阪が見えているのでまっすぐ進んでいくだけでOKだ。

「大丸梅田店」を過ぎても続く通路

歩道橋ルートの場合、屋根はあるものの野外ではあるので、夏場は暑い! 夜であっても熱気を感じるほどなので、暑がりさんには辛いかもしれない。ただし景色もよく、土地勘がなくともかんたんにアクセスできるので、暑さが落ち着いたらぜひとも使ってみたいルートだ。

● 2階をひたすらまっすぐルート

阪急「大阪梅田駅」の2階入り口を出て、歩道橋をわたって「ヨドバシ梅田」を横目に「ルクア」「ルクアイーレ」沿いの通路(もしくは暑いので店内を突っ切って! 夜8時半閉店なので注意)をずーっとまっすぐ。そのあと先述した「イノゲート大阪」2階と接続された歩行者デッキへ、というルート。まっすぐなのでわかりやすいはず。

ヨドバシカメラ梅田を横目にずーっとまっすぐ
「ルクアイーレ」のなかを突っ切ったら…
7月30日に開通した歩道橋。「ルクア1100」と「イノゲート大阪」の2階を繋ぐ(振りかえるとこんな感じ)

● 徹底的に暑さをしのぐ地下ルート

対する地下ルートでは、「大阪梅田駅」の2階中央改札口から歩き始める。階段、もしくはエスカレーターを使って1階フロアへ。待ち合わせスポット「ビッグマン」や「紀伊國屋書店」がある1階を通り抜け、大阪メトロ「梅田駅」へと向かう。

「クリスピードーナツ」やスポーツ用品店「ミズノ」などがある通路を通っていくと、「ヨドバシカメラ」を近くにのぞむ梅田駅の北改札に到着。改札から見て左手の「ココカラファイン」がある道を進むとショッピング施設「ルクア」の入口が見える。ちなみに、北改札付近は常に多くの人で賑わっているので、人混みが苦手な人は要注意だ。

さらに、「ロクシタン」や「プレスバターサンド」などのお店がずらりと並ぶルクアの地下1階フロアをずんずん進み、外に出ると「ユニクロ」や「GU」が見える通路があるので、こちらも直進。

グランフロント大阪地下のうめきたセラーから行ってみる!

「グランフロント」の入口があるので入ると、レストランやカフェが集まるエリア「うめきたセラー」の看板が見えてくるので、こちらを左手に歩いていく。

2023年3月に開通した「JR大阪駅 うめきた地下口」へと通じる道を抜けると…

すると、広大な通路が出現! ブラック基調かつ、高い天井と広い道幅となんとなくワクワクするエリアだが、この通路は2023年3月に開通したばかりの「JR大阪駅 うめきた地下口」へと通じる道なのだとか。

どうりで近未来的な雰囲気、と納得したところで「JR大阪駅 西口」の看板を発見。西口といえば、JPタワー大阪とイノゲート大阪の両施設が最寄り駅だ。つまりここを登っていけばたどり着けるはず!と地上に出てみると、横断歩道を挟んだ向こう側にイノゲート大阪を発見。完全な地下ルート・・・というわけではないが、大阪梅田駅から「ほぼ」地下ルートで到着できた。

小さな階段を発見、のぼってどこに出るかと言うと
ここなんだよな。イノゲート大阪には信号を渡らねば…

同じ阪急方面であっても3つのルートでは大幅に所要時間が違うことが分かった。筆者のような方向音痴な人間からすると歩道橋ルートはわかりやすいものの、地下ルートでは「ルクア」や「グランフロント」などほかの施設も経由するため、友だちや家族と散策がてら向かってみるのも楽しいはず(何より外は歩きたくないので!)。

KITTE大阪開業日はこの通路がめっちゃ混んでた

またいくつかルートを試すうち、うめきたエリアの開発に伴い新たな通路や出入り口ができているのも発見。まだまだルート開拓の余地はありそうだ。もちろん今回試したルートはあくまで一例なので、もし「このルートならもっと早いよ」「○○から行く場合はここがわかりやすい」などオススメルートがあれば、ぜひ教えてください!

取材・文・写真/つちだ四郎

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