航一の過去が明らかに、そのヘビーさに視聴者「想像よりも…」

2024.8.2 20:00

『虎に翼』第90回より、雨に濡れながら話す航一(岡田将生)と寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

(写真1枚)

日本で女性初の弁護士になったヒロイン・猪爪寅子が、挫折と挑戦を繰り返す連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。8月2日放送の第90回では、これまで謎めいていた航一の過去が明らかになるシーンが話題となった。

放火事件の裁判を終え、寅子(伊藤沙莉)は喫茶「ライトハウス」で弁護士の杉田(高橋克実)たちと遭遇する。戦争への苦い思いを語る杉田に、判事の航一(岡田将生)は謝罪の言葉を口にする。

戦時中、「総力戦研究所」に所属していたという航一。机上演習で日本の敗戦を予測していたものの、提言が国に聞き入れられることはなかったと打ち明ける。終戦後も、戦争を止められなかった責任を感じ続けていたという航一に、寅子は「少し分けてくれませんか?航一さんの抱えているもの、私に」と寄り添うのだった。

航一がかつて「総力戦研究所」に研究生として所属し、日米戦争を想定した机上演習をおこなっていたことが明かされた今回の放送。

寅子に過去を聞かれても「秘密です」とはぐらかしていた航一の過去が判明し、SNS上では「航一さんは罪の意識に苛まれて苦しんでいたんだなぁ」「航一の過去想像よりだいぶ重たかった・・・」「航一さん、誰か救えなかったどころじゃない想像の斜め上をいく過去だった・・・」といった声が上がっている。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。8月5日放送の第91回では、稲(田中真弓)がライトハウスで常連客と新しい関係を築き始める。土曜日は、その週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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