朝ドラで話題呼んだ「キレンゲショウマ」、兵庫・六甲山で見頃

2024.8.10 06:00

六甲高山植物園で見頃の「キレンゲショウマ」

(写真1枚)

北海道南部に相当する冷涼な気候を利用し、約1500種の植物を栽培している「六甲高山植物園」(神戸市灘区)で、稀少な花「キレンゲショウマ」が見頃。8月下旬頃まで楽しめる。

ブナ帯の原生林内など奥深い山に生育する、アジサイ科の「キレンゲショウマ」。1888年に東京大学初代植物学教授の矢田部良吉氏により発見され、小説『天涯の花』(著:宮尾登美子)や連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)にも登場したことで名を馳せた。しかし、人的被害や野生草食獣などにより、その姿は激減。環境省により絶滅危惧2類に指定されてる。

そんな貴重な花が、同園では約3000株咲き誇り、徳島の剣山などの自生地にも引けを取らない立派な群落に成長。日陰に下向きに咲く黄色い花はランプを彷彿とさせ、見ている人の心も優しく灯しているようだ。

開園時間は、朝10時~夕方5時(夕方4時30分受付終了)。8月11日~15日は、朝9時開園。入園料は、中学生以上900円、4歳~小学生450円。駐車場料金は、1000円(8月10日~15日は2000円)。

「六甲高山植物園」

開園期間:2024年3月16日(土)~11月24日(日)
時間:10:00~17:00(16:30受付終了)、8月11日(日)~15日(木)は9:00開園
料金:大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
住所:神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
駐車場:1000円(8月10日(土)~15日(木):2000円)

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本