「大丸心斎橋」が大規模リニューアル、時計売場を65%拡大へ

2024.8.14 07:00

大規模なリニューアルをおこなう「大丸心斎橋店」

(写真2枚)

2019年秋にリニューアル工事を終えて復活した「大丸心斎橋店 本館」(大阪市中央区)。今秋本館建て替え5周年を迎え、来年2月までに合計66店舗が順次オープンする。

コロナ禍で一時は低迷していたインバウンド客も、現在は賑わいを取り戻している同百貨店。今回は「世界と未来に向けて進化する百貨店」をテーマに、同百貨店ならではの独自性と、時流を捉えたラグジュアリーブランドの強化に力を入れ、新規33店舗、移転・リニューアル33店舗が順次オープンする。

ラグジュアリーブランド「JILSANDER」は関西最大級となり、「AMIRI」「FUEGUIA 1833」「カービィカフェ ザ・ストア OSAKA」といった関西初出店となる店舗も。

そのほか、6階の時計売場の面積を65%拡大するなど、時流を捉えたラグジュアリーカテゴリーを強化。日本の伝統工芸やポップカルチャーなどグローバルに評価されるコンテンツを拡充させる。

「大丸・大阪心斎橋」店長の小室孝裕氏は、「最大の試練であった新型コロナウイルスの影響も日増しに緩和、直近の業績はコロナ禍前の2019年を大きく上回っており、2026年に迎える大阪出店300周年を前に確かな手ごたえを実感しております。今回の改装でも、魅力あるコンテンツを強化・集積してまいります。美しい ヴォーリズ建築の店内で、ラグジュアリーで楽しいひと時をお過ごしいただけるものと確信しております」とコメントしている。

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