寅子が轟たちに明かす悩み、非難の声あがる「残酷だと思う」

2024.8.19 20:00

『虎に翼』第101回より。写真左より、よね(土居志央梨)、寅子(伊藤沙莉)、轟(戸塚純貴)、遠藤(和田正人)(C)NHK

(写真5枚)

戦後の日本を生きるヒロイン・猪爪寅子が、人々を救うため奔走する連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。8月19日放送の第101回では、寅子が轟と遠藤の前で、結婚に関するある悩みを口にするシーンが話題となった。

大学時代の同級生・轟(戸塚純貴)から、遠藤時雄(和田正人)を恋人として紹介された寅子(伊藤沙莉)。寅子は航一(岡田将生)からプロポーズを受けたことを2人に話し、今さら結婚する意味を見出だせないという本音を吐露する。

その気持ちを正直に航一に明かした寅子は、改めて航一が結婚を望む理由を知り納得。しかし、直明(三山凌輝)や花江(森田望智)と話をしていた寅子は、「結婚すれば夫の苗字を名乗る」というルールに違和感を覚えるのだった。

今回の放送では、寅子が轟と遠藤、よね(土居志央梨)に「子どもを作るわけでもない。支え合わなくても経済的に自立し合っている。それぞれの家族もいる。それなのに、結婚する意味を見いだせないというか」と明かすシーンがあった。

同性のパートナーである轟と遠藤の前で結婚の悩みを打ち明ける寅子に対し、SNS上では「今回の寅ちゃんは轟くんと時雄さんにとってちょっと残酷だったね・・・」「轟さんたちが何ともいえない感じだったのは、寅子の悩みが自分たちができないことだからなのか?」「寅ちゃんのその言葉、全部轟さんと遠藤さんの心を抉ってると思う」など、疑問や非難の声が相次いでいた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。8月20日放送の第102回では、結婚して苗字が変わることに気づいた寅子はどちらの姓を名乗るかで迷う。

文/つちだ四郎

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本