日本初!大阪にパタゴニアの「中古品常設店」、過去イベで反響

2024.9.8 12:00

リペアカウンター。簡単な修理であれば、ここで修理をしてくれる

(写真9枚)

JR大阪駅前の商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」(大阪市北区)内に、アウトドア企業「パタゴニア」の西日本旗艦店がオープンした。豊富な製品ラインアップのほか、日本初となる常設の「中古品販売コーナー」が設けられている点に注目したい。

■ 環境に寄り添った店づくり、製品はカラバリ豊富に

旗艦店ということもあり、広々とした店内

国内最大規模のワンフロアで構成された店内は、心斎橋店から譲られた木製のレジカウンターや陳列用のテーブル、メッセージを書かれたボードやブランド設立時に販売していた製品の展示など、同ブランドらしい環境に寄り添った店づくりがされている。

製品はトレイルランニング、フライフィッシング、クライミング、ワークウェアなどカテゴリーに分類され、目的に応じたアイテムがすぐに見つかるように配置されている。また、カラーバリエーションを豊富に取り揃えられているのが同店の特徴で、1つのアイテムでもさまざまな色味のものを実際に手に取ることができる。

◾️国内初、「中古品販売コーナー」の常設

中古品販売コーナー。「新品よりもずっといい」「必要ないモノは買わないで」などのメッセージが印象的

豊富なラインアップのなかでも、特に注目を集めそうなのは古着の販売。過去に京都や東京・渋谷にてポップアップイベントがおこなわれた際には反響があったそうで、ついに国内初の常設販売が実現した。

入り口近くにある専用ブースは『新品よりもずっといい』と書かれた装飾が目印で、クリーニングやリペアでメンテナンスされた古着がラックにずらりと並んでいる。古着なので、もちろんすべて一点ものだ。

また、古着コーナーの隣にあるリペアコーナーでは、着用しなくなった古着を回収してくれる「リユース&リサイクルボックス」があるほか、集められた古着はリペアやクリーニングを経て古着コーナーに並ぶ予定だそう。ものを大切に使い、環境を守るという同ブランドらしい取り組みに、「物を大切に使う」「使わないものは買わない」など、物との付き合いかたを改めて考えるきっかけとなりそうだ。

リペアコーナーに用意されている「リユース&リサイクルボックス」。回収された服はメンテナンス後に古着コーナーで販売されることも
キッズアイテムも充実

同店の担当者は、「このストアにはスポーツや外遊びに詳しいスタッフが在籍しています。スタッフと話をするだけでも歓迎です。気負わず気軽にフラッと遊びに来てもらえたらうれしい」と話す。

「パタゴニア大阪・梅田」は「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」北館1階。営業時間は朝11時〜夜7時。

取材・文・写真/野村真帆

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