破格のビール飲み放題!? 梅田に「シェア型フードホール」誕生

2024.9.6 18:15

フードホール「re:Dine大阪」。広々とした店内には85席

(写真5枚)

JR大阪駅の北側に9月6日誕生した、新エリア「グラングリーン大阪(うめきた2期開発事業)」内に、フードホール「re:Dine大阪」が大阪初進出。利用客にうれしいフードの「サブスクプラン」や、珍しい「シェア型フードホール」とは?

■ 1本1000円〜が「飲み放題」!?

北新地の麻婆麺専門店「麺と痺れ」の白い麻婆麺(左・1400円)は同店限定メニュー

東京をはじめ、全国4カ所に出店している同店。大阪の店舗では、神戸発のハンバーガー専門店や、北新地の人気中華店による麻婆麺専門店など、計5店舗を擁して営業をスタートする。

同店ではQRコードを読み込み、すべてモバイルオーダーでの対応。一度にすべての店の商品を注文&会計ができるのも特徴で、商品はスタッフが席まで持ってきてくれる「レストラン型のサービス」である点も、利用客にはうれしいメリットだ。

そして、5店舗中3店舗でおこなうフードの「サブスクプラン」にも注目。「月額3980円」でハンドドリップコーヒーが飲み放題といったオフィス街に需要の高そうなプランや、「年会費5000円」で来店時に生ビールやハイボールが半額になる制度などが。

また、1本1000円〜のクラフトビールが「月額5980円」で飲み放題(+日本酒&ワイン100種類も対象)という破格プランも。利用時にフードのオーダーが必須だが、390円〜と手頃な値段のおつまみも用意されている。同店を運営する「favy」の担当者によると、「このサブスクを利用する方は、大体の人が月4回の来店です。毎日1本ビールを飲んでいる人もいますよ。いつでも入会、解約ができるので気軽に利用してもらえたら」と話す。

「CRAFT BEER 100」では国内外のクラフトビールがズラリ。価格は3種類、サブスクプランもここから利用できる

■ ひとつの大型キッチンを共有、初期費用も低く

お一人様にもうれしいカウンターも。フラッと立ち寄れる

来店客にうれしいお得な「サブスクプラン」のほか、同店は出店する側にも多くのメリットが。初期費用が20万円と格安で始められるうえ、月々の家賃は売り上げからの完全歩合制と無理のない経営が可能。「シェア型フードホール」と謳い、ひとつの大型キッチンを5店舗共同で使用する。

最新のデジタル技術を用いてオーダーや来店理由、人数など、集計されたさまざまなデータから「成長できる飲食店経営」を分析し、次世代型のフードホールとして注目を浴びているそう。

オープン記念として、各サブスクプランが9月限定で割引サービスがおこなわれているほか、9月6日から13日までは、生ビールとハイボールが1杯100円のキャンペーンもおこなわれる。会計はクレジットカードを基本とし、そのほか「PayPay」と交通系ICカードの利用も可能。場所は『うめきた公園』内の中核施設「JAM BASE」2F。営業時間は店舗によって異なる。

【出店店舗】ハンバーガー専門店「BRISKET STAND」/クラフトビール専門店「CRAFT BEER 100」/コーヒー店「COFFEE MAFIA」/アルコール専門店「サケリスト」/麻婆麺専門店「麺と痺れ」

取材・文/野村真帆

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