京都の川床に「若者」増加?気軽にスイーツ楽しむカフェ3選

2024.9.12 12:00

川床でスイーツを楽しめる「川床カフェ」が年々増えている(写真:BABBI GELATERIA 京都店)

(写真7枚)

京都の夏の風物詩「川床」といえば、会席料理やちょっと高級なディナーのイメージ。ところが、近年では川床のハードルの高さを払拭する、予約不要で気軽に立ち寄り、川床でスイーツを楽しめるカフェが増加中!

若い世代を中心に人気を集め、インスタグラムでは「#川床カフェ」のハッシュタグで4000件以上投稿されている。そこで今回は、京都の鴨川や貴船の「川床カフェ」3店をご紹介します!

■BABBI GELATERIA京都店[鴨川]

18種類から選べるジェラートは、1種盛り660円〜

「BABBI GELATERIA(バビ ジェラテリア)京都店」(京都市下京区)は、イタリア発スイーツブランド「BABBI」直伝のレシピによる本格ジェラートが楽しめるジェラートカフェ。阪急京都線「河原町」駅から徒歩3分という好アクセスの鴨川沿いで、2020年夏から川床席を始めた。

看板メニューのジェラートは、18種類のフレーバーがショーケースに並び、同社の祖業であるワッフルコーンに、ジェラート1種(660円)、2種(880円)から選んで盛り付けてもらえる(カップの選択も可能)。

(右)季節限定・あまおう苺とピスタチオのパフェ(1650円)

また、季節限定「あまおう苺とピスタチオのパフェ」(1650円)や、飲むジェラート(880円)など、名物のジェラートをさまざまな形で味わうことができる。

期間:9月30日まで 料金:商品代金とは別に川床使用料550円/人(予約不要)


■鮒鶴 京都鴨川リゾート[鴨川]

登録有形文化財に指定される歴史的建物「鮒鶴 京都鴨川リゾート」

四条大橋と五条大橋のちょうど中間あたりの鴨川沿いで、五層楼閣の純和風建築が存在感を示す「鮒鶴 京都鴨川リゾート」(京都市下京区)。普段は結婚式場やレストランを運営するが、レストラン営業の間の昼2時から夕方4時限定で、2024年6月から川床カフェを開始した。

登録有形文化財に指定される、歴史的な建物の一部である川床席では、ご当地ソフトドリンクからビール、ワインなどのアルコールまで、レストランならではの豊富なドリンクを楽しむことができる。

ご当地ソフトドリンクからアルコールまで、充実のドリンクが楽しめる

そのほか、京都の和菓子店「鼓月」のお菓子がお茶菓子としてスタンバイ。果物のフォルムで自家製白餡を包んだ焼饅頭「摘み果」から、季節限定の「白桃」「檸檬」を提供する。

期間:9月30日まで
料金:お茶菓子800円〜、ドリンク600円〜(予約不要)

■兵衛 Cafe[貴船]

全席から川に足をつけて、涼を楽しむことができる

京都駅から約1時間半。「京の奥座敷」と呼ばれる貴船は、京都市街から気温が約5度低く、水面近くに設置される川床に座ると、天然のクーラーのように涼しい風が抜ける。

貴船の川床で会席料理を提供する旅館「奥貴船 兵衛」が2017年にスタートした「兵衛 Cafe」(京都市左京区)は、「コーヒー1杯から川床体験を」をコンセプトに、5月〜9月の夏季限定で川床カフェを営業(夏季以外は通常のカフェ営業)。

(右から)抹茶ラテ(660円)、季節のフルーツと酒かす最中(660円)

川のせせらぎをBGMに、果物と餡、酒粕クリームを挟んだ「季節のフルーツと酒かす最中」(660円)や、「西川茶園」の抹茶を使った抹茶ラテ(660円)など、京都らしい和スイーツが揃う。また、全席から川に足をつけられ、より風情を味うことができる。

期間:9月30日まで
料金:商品代金とは別に川床使用料550円/人(予約不要)


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