映画評論家・ミルクマン斉藤、30年分の原稿を1冊の本に!クラウドファンディングを開始

2024.9.11 07:00

2024年1月に逝去した映画評論家のミルクマン斉藤氏(写真/エレファント・タカ)

(写真4枚)

映画への造詣の深さは言うまでもなく、独特の視点と軽妙な文章で、2000年代の映画評論界にて独自の地位を確立していた、不世出の知識人・ミルクマン斉藤氏が、2024年1月に逝去した。そんな彼の功績を1冊の本にすべく、「京阪神エルマガジン社(以下:エルマガジン社)」ではクラウドファンディングをスタートします。

ピンクのスーツがトレードマーク。もともとは音楽家であり、広告代理店に勤めつつ、膨大なVHSコレクションを使った「センス抜群のVJ」として名を馳せていたミルクマン斉藤氏。

そんな彼が映画評論家になるきっかけは、1994年のこと。当時、エルマガジン社発行の[SAVVY]編集部に籍を置いていた田中知之さん(Fantastic Plastic Machine)の紹介で、[Meets Regional]に映画評論を寄稿。以降、雑誌、映画パンフレット、トークイベントなど数多くのフィールドで活躍した。

その間も、常にエルマガジン社との関係は保たれ、亡くなる直前まで[Meets Regional]の連載「チコなゼッポはグルーチョでハーポ!」は続けられた。


ミルクマン斉藤氏の1990年代〜2024年にかけ、エルマガジン社の媒体にて執筆した映画評論・コラムをアーカイブし、1冊の書籍したい・・・。そんな思いから、同社ではクラウドファウンディングに挑戦します。

関西カルチャーの中心的人物かつ、ミニシアターブームを牽引した文化人のひとりであるミルクマン斉藤氏の原稿を過去の媒体からサルベージし、映画評論及びポップカルチャーの貴重な資料・文化財として保存記録するべく本の作成を目指します。返礼品は完成本のお届けや奥付へのクレジット掲載、エルマガジン社オリジナルグッズのプレゼントなど。応援お願いいたします!


◎実施期間 2024年9月10日(火)〜2024年11月7日(木)

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