女優・趣里が主演を務め、１０月１４日・夜１０時から放送がスタートするリーガルドラマ『モンスター』（カンテレ・フジテレビ系）。先日、主人公の神波亮子（かんなみ・りょうこ）役を演じる趣里が３４歳の誕生日を迎え、撮影現場ではバースデーサプライズがおこなわれた。

同ドラマは、趣里演じる新人弁護士・神波亮子が、亮子と昔からの知り合いだという大草圭子（ＹＯＵ）が所長を務める「大草圭子法律事務所」に現れたことから物語が動き出す。

装いに弁護士らしさもなく、素性もわからない、ただ弁護士バッジを見せつけてくる亮子。しかし、常識にとらわれない型破りさでまるでゲームのように法廷闘争に立ち向かっていく亮子は、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう「モンスター」になる瞬間を見逃さず、法廷に潜む怪物をあぶり出していくという。

■バースデープレゼントは共演のジェシーのダジャレで贈呈

今回のサプライズは、物語の舞台となる「大草圭子法律事務所」にてあるシーンを撮影する場面で行われた。同席するのは、東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘役のジェシー（ＳｉｘＴＯＮＥＳ）、同事務所のパラリーガルで夫婦という役柄の村尾洋輔役の宇野祥平、由紀子役の音月桂だ。

突如スタッフから「みなさま！ 本日はなんと！ 趣里さんのお誕生日です！」と声がかかると、拍手と歓声で大いに盛り上がる撮影チームたち。突然のことに趣里が「えーー？」と少し照れくさそうな様子を浮かべると、ひと足先にその日の撮影を終えて帰宅したはずだった宇野と音月が豪華なバースデーケーキとともに笑顔で登場。

そして、傍らにいたジェシーが「おめでとうござい･･･マスカットです！」と、元気よく「シャインマスカット」をプレゼント。ジェシーが繰り出した勢いのあるダジャレに、思わず音月も「出た！」と声を上げて笑顔に。そんなジェシーの一言に和みながら、和気あいあいとキャスト＆スタッフが全員でバースデーソングを歌い、盛大に趣里をお祝いするのだった。

趣里は「撮影で大変ななか、みなさんにお時間を作っていただきすみません･･･」と恐縮するも、「でも、とっても嬉しいです！ 今年も頑張ります。ありがとうございます！ 午後の撮影も頑張っていきましょう！」と笑顔を見せた。最期の記念撮影では、４人で息の合った「モンスターポーズ」を決め、サプライズは締めくくられた。

２０２３年には、ＮＨＫ連続ドラマ『ブギウギ』（２０２３年度後期、ＮＨＫ朝ドラ）にてヒロイン・福来スズ子を演じ、その熱演ぶりで世間の注目を集めた趣里。今作が『ブギウギ』以来初のドラマ主演、そしてゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となり、その躍進にますます目が離せない１年となりそうだ。

ドラマ『モンスター』は、１０月１４日・夜１０時から放送スタート（初回は１５分拡大）。