法曹界に生きるヒロイン・猪爪寅子が人々を救おうと奔走する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』（ＮＨＫ朝ドラ）。９月２６日放送の第１２９回では、寅子と優未のもとに亡き夫・優三が現れるシーンが話題となった。

娘の優未（川床明日香）を案ずる寅子（伊藤沙莉）。母の浮かない表情に気づいた優未は、自分には好きなこととやりたいことがたくさんあると話し、「この先、私は何にだってなれるんだよ。それって最高の人生でしょ」と話す。

そんななか、寅子は横浜家裁の所長に就任することが決まり、直治（今井悠貴）がアメリカから帰ってくるタイミングと重なったことから、猪爪家の面々が久しぶりに集まる。さらに、寅子を祝うため女子部のメンバーが「笹竹」に集い、思い出話や近況を報告し合うのだった。

今回の放送では、優未と寅子を優しい眼差しで見守る亡き夫・優三（仲野太賀）が登場。寅子に対し、「トラちゃん。約束守ってくれてありがとうね」と語りかけるシーンがあった。

ＳＮＳ上では「優三さん！」「朝から泣いちゃうよ、優三さん」「大人になった優未に、ここで優三さんか」「イマジナリー優三さんの後ろ姿で涙腺崩壊しちゃった」という声が溢れ、Ｘ（旧ツイッター）では「優三さん」がトレンドの１位となるなど盛り上がった。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ　ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。９月２７日放送の第１３０回では、寅子は多忙な毎日を送る優未を見守る。橋本環奈がヒロインをつとめる『おむすび』の第１回は９月３０日よりスタート。

文／つちだ四郎