「両親大喜び」元宝塚トップ紅ゆずる、地元大阪で爆笑ロケ

7時間前

長居商店街で、三田村邦彦と紅ゆずるの笑いの絶えないロケ現場に密着(9月18日:大阪市内で撮影)

(写真6枚)

大阪市出身の元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の紅ゆずるが、10月19日放送の『おとな旅あるき旅』(テレビ大阪)に出演する。

2019年に宝塚歌劇団退団後、数々の舞台やバラエティ番組などで活躍する紅は、2022年に舞台『アンタッチャブル・ビューティー』(大阪松竹座)で共演した俳優・三田村邦彦と意気投合。今回はそんな2人の「長居商店街」(大阪市住吉区)でのロケに密着した。

同番組プロデューサー徳岡氏は、今回のロケが「長居」に決定した際「すぐ三田村さんと紅さんのロケのシーンが思い浮かんで、もう紅さんしかいない!」と、下町育ちで下町が抜群に似合う紅に即オファー。過去のロケも振り返りつつ、三田村はじめとする芸能界の交友関係など、たっぷり話を聞いた。

ロケで立ち寄った、たこ焼き屋のお母さんたちとも短時間ですっかり仲良しに!

◆ 下町の商店街で「故郷に錦」を飾る地元凱旋ロケ

──今回、三田村さんと共演した『アンタッチャブル・ビューティー』の舞台のような、人情味のある商店街でロケでしたね。

紅ゆずる(以下:紅):実はこのあたり、地元なんですよ。ジャージ着て、自転車でも来れるような距離。子どもの頃に来た以来でしたけど、こうやって地元にお仕事で来れたことが、本当に嬉しくて。「長居商店街でロケするねん!」って報告したら、両親も大喜びで、すごく盛り上がりました。

リラックスした雰囲気の中、ざっくばらんにお話をいただきました

──では今回は「故郷に錦」だったんですね!番組には6回出演されて、もはや「準レギュラー」と言っていいと思いますが…?

紅:え、わたしなんかが「準レギュラー」なんて言ってもいいんかな・・・?

番組プロデューサー徳岡氏(以下:徳岡):もちろんOKです!「準レギュラー」って言っていきましょう!

◆ 番組スタッフも驚く、紅さんの「大食い」自慢!

──では「準レギュラー」と呼ばせていただきますね。これまでの印象的な放送回などはありますか?

紅:毎回行き先が全く違って、それぞれのロケが新鮮で印象に残っています。そして毎回ずーっと食べて、ずーっと飲んで、しゃべってる。初めて三田村さんとロケをご一緒した近江八幡(2022年9月放送)から、毎回胃は限界突破しつづけていますね。楽しいですけど。今日も朝からワインとか、いろいろなお酒をちゃんぽんで飲み続けてます。

福井・石川の旅(2023年1月放送)では、当初日帰りの予定が、ロケがとても楽しくて、このまま帰りたくなくなって、急遽泊りで調整してもらって。ロケが終わってからも、お宿でとても素敵な時間を過ごさせてもらい、三田村さんにもスタッフのみなさんにも感謝です。

徳岡:そうそう。夜一緒に飲みにいって「わたし大食いなんですよ~」を100回くらい聞かされて、地獄でした(笑)ほんまに紅さんは元気ですよ!

紅:言ってたとは思いますけど、そんな何回も言ってましたっけ? 絶対盛りすぎですよ!

お酒は「イケる口」。さすが元男役、さりげなくグラスを持つ姿も端正!決まってます

──紅さん、そんなに食べるんですか!特にお好きなものはなんですか?

紅:好きな食べ物はたくさんありますけど、一番はお肉ですね。焼肉大好きです。それも一枚一枚ゆっくり焼けるのを待って・・・みたいな食べ方ではなく、できれば豪快にバーンと網が見えなくなるくらい肉を敷き詰めて、一気に焼いて食べたい。

徳岡:鶴橋ロケ(2023年4月放送)でホルモン屋さんに行ったとき、それやってた・・・?

紅:あのときは、三田村さんに焼くのをお任せしてたので・・・。でもプライベートでは一気に焼きます。2023年に舞台で共演して仲良しの羽野晶紀さんからは、「その焼き方いややわぁ・・・」って言われてますけど、平祐奈ちゃんは、わたしのお肉を敷き詰めて焼く食べ方に文句も言わずに、笑顔で付き合ってくれてますね。

◆「三田村さんに、すっかり騙されてました!」

──三田村さんとのロケは、いかがでしたか?

紅:三田村さんは、芸能界の「ドン」というか・・・「最終兵器」というか。とにかく、もうすごい大御所にも関わらず、本当にフレンドリーなんですよ。わたし最初、地上波のこういう街ブラロケもはじめてで正直「どうしよう・・・」ってなりましたけど、三田村さんは本当に「気遣いの人」で。優しく助けていただきました。

毎回ロケでご一緒すると、すごく気さくに出会った街の人たちとお話したり、握手したり、常に周囲に気を配り続けている。今日もそうですけど、だからロケもスムーズに進むんだな、と感心しています。

過去の共演舞台では、探偵の子弟関係を演じたふたり。ロケ中、自転車を押したお母さんたちに取り囲まれる場面も

──確かに、街の方たちとフレンドリーにお話されるシーンが度々ありましたね。

紅:ちなみに、わたしは三田村さんのこと「クニクニ」って呼んでるんです。最初、三田村さんにご挨拶に行った時に「なんて呼んだらいい?」って声をかけてくださって。三田村さんはわたしのこと「さゆちゃん」って呼んでくださるんですが、「クニクニって呼んでね、みんなそう呼んでるから!」っておっしゃって。

でも「『みんな』って誰なんですか?」って尋ねたら、「中村珠緒さんが呼んでるよ!」って。芸能界の中で、私と中村珠緒さんのたった2名って・・・もうすっかり騙されてました。でも、引き続きリスペクトを込めて、「クニクニ」って呼ばせてもらっています。

次の舞台「ノサカラボ『ゼロ時間へ』」にも気合十分。店内は紅の明るい笑い声に包まれた

──そんな三田村さんとともに、今後ロケで行ってみたい場所はありますか?

紅:そうですね、私の実家の近くの出身幼稚園とその周辺に、ロケで行ってみたいです。実はわたし、ラサール石井さん、ヒャダインさんと幼稚園が一緒で、ご近所なんです。舞台「熱海五郎一座 」(2021年:新橋演舞場)で共演したラサール石井さんにも、とても可愛がっていただいて、ラサールさんのお兄さんのうどん屋さんもおいしくて、家族で行ったりしていますよ。

──なんとラサール石井さん、さらに紅さんの宝塚歌劇最後の作品『GOD OF STARS-食聖-』の作曲を担当したヒャダインさんとも同じ幼稚園出身なんて、すごいご縁ですね。

紅ゆずるが出演する『おとな旅あるき旅』は、10月19日・夜6時30分から放送。「大阪・長居×住吉大社」での、地元愛たっぷりの美味いもんや幻想的なナイトガーデンでの大阪下町さんぽの様子を放送する。

また、紅ゆずるが出演する舞台「ノサカラボ『ゼロ時間へ』」大阪公演は、10月13日~14日、「COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール」(大阪市中央区)にて上演される。

協力:CAFE ORG
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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