兵庫・淡路島の「海」を持ち帰る、旅の思い出をアートに詰め込む[PR]

7時間前

色鮮やかなアートたち。「淡路島の海」という同じテーマでも表現はさまざま

(写真8枚)

瀬戸内海に浮かぶ最大の島で、海と山に囲まれた豊かな自然の兵庫・淡路島。そんな淡路島の広大な海を「アートで持ち帰る」?・・・素敵な体験ができるスポットが、知る人ぞ知る穴場「江井海水浴場」のすぐそばにありました!

◆ アートの材料は「海辺で見つける」

えっここでアート体験?と戸惑う外観。なかはリノベーションされており、とっても綺麗

今回体験するのは、「レジン」と呼ばれる樹脂を使って淡路島の海をキャンバスに表現する「オーシャンレジンアート」。レジンを使った繊細な白波や美しいグラデーションが目を惹き、ご夫婦やカップルなどに特に人気だそう。「難しそうに見えますが、意外に大丈夫!」と話すのはインストラクター・ウッディさん。こちらの工房では、「SUP体験」もおこなっており、同日に2つのアクティビティを体験する人もいるそうです。

「まずはアートの砂浜部分に使う砂や貝がらを、実際にビーチに行ってとってきましょう!」と促され、工房の目の前に広がるビーチへ移動。海風を感じ、波の音を聞きながら紙コップに砂や貝殻などを集めて、アートの一部になる自然の材料を探します。既に「淡路島を訪れた証」になる予感が・・・なんだかワクワク!


筆者は、さらさらと細かめの砂に、白やピンクなど淡い色の貝がらを確保
砂の粒の大きさや色、落ちている貝がらの種類は場所によってさまざま。どれを選ぶか悩ましい!

◆ 約2時間没頭…最後の仕上げは慎重に

まずは、シャーペンで海と砂浜の境目を描く。筆者は昼間の海をイメージし、ターコイズブルーをベースに。キャンバスのサイドまで色と砂を付けるのを忘れずに!

工房に戻ったら、まずは絵付けからスタート。昼間に望める真っ青な海でも良し、夕日でオレンジ色に染まった海、月夜に照らされる漆黒の海でもOK。どんな海を表現するかイメージしながら海の色のベースとなる色を作っていきます。色を塗り終えたら、砂浜部分にボンドをしっかり塗り、さっき集めてきた砂をさらさらかけていきます。この一手間が作品に「リアル感」をプラスし、何より楽しい!

荒々しい波や穏やかな波など、表現は十人十色。ヒートガンから出る風の当て方で、波の模様や広がりが変化

そしていよいよ、このアートの醍醐味「レジン」の登場。作品全体にレジンを伸ばし、そこにホワイトの着色剤をたらして、専用の機械を使い800度の熱風で「波打ち際」の模様を作っていきます。想像よりも繊細な作業。さっきよりも色がくっきりした気がして、だんだん作品っぽくなってきた。

ここで一番の悩みどころ、砂浜でピックアップしてきた「貝殻」を設置する作業へ。規則的に並べても、ランダムにアートっぽく配置するのもアリ・・・。不器用な筆者でも思わず熱中してしまい、約2時間で作品が完成!潮風を感じながらでアート制作という非日常体験、なんだか心がデトックスされたような。

完成した作品がこちら!淡路島の海に自分の個性やこだわりが重なって愛着の湧く作品になりました

壁に飾ると…こんな感じ。2つ並べても◎

レジンが完全に固まるまでには、おおよそ丸1日。工房で完成した作品は、約1週間で自宅に届けてもらえます。砂浜に素材を探しに行くところから体験がスタートするので、動きやすい靴やビーチサンダルを持参するのが吉。作品づくりの時間はもちろん、持ち帰った後に眺めると何度でも淡路島での思い出が蘇る素敵な体験。あなただけの淡路島をキャンバスに詰め込んだ旅のおみやげはいかが?

『オーシャンレジンアート体験』
時間:①朝9時~ ②昼11時30分~ ③昼2時30分~(体験時間は約1時間30分)
定員:1~5名
料金:大人8000円/人
※子ども(5歳~)と1作品を一緒に制作する場合は+1000円
※エプロン・ビニール手袋・絵具・筆・ゴムベラ・ヒートガン(レンタル)、キャンバス(25×25)、レジン、郵送代込み

取材・文/宮口佑香 写真/Ayami
提供/淡路島観光協会

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