山口智子「これからは故郷を学び直す期間」、大阪で思い明かす

6時間前

俳優の山口智子(10月9日、大阪市内)

(写真11枚)

俳優の山口智子が10月9日、「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)でおこなわれる「にいがた酒の陣OSAKA」の事前イベントに登場。事前に会場をじっくりとまわり、イベントでは日本酒愛を爆発させた。

■ 日本酒を天空の下で?「悪い残り方がしなくて」

イベントの開口一番、「実は新潟のこと、全然知らなかったんです。新潟といえば米所で『日本酒もすごいんだろうなぁ』っていうイメージで・・・でも、今1時間(催事場を)回っただけで、もう新潟のファンになっちゃって、どうしようかなって」と興奮気味にコメントした山口。

「いろんなお話を伺いながら、どんどん見えてくる新潟があまりに素敵で。食やお酒ももちろんですけど、手作りの職人技の工芸品や、物作りに対するプライドや熱き思いが素晴らしいです。この物作り精神はもっと世界に発信していただきたいですね」と語った。

日本酒は、友人であるサッカー元日本代表の中田英寿氏が主催するイベントで、大ファンになったという。「一番グッときたのは、昼から飲む日本酒のおいしさ。代謝がいいときに天空の下で飲むと、スッと体中に染み渡って、悪い残り方がしなくて。昼から飲むっていうアプローチを知った方が良いです!」と日本酒愛を爆発させ、この日も升酒ピアスを着用するほどだった。

新潟県労働部の吉村祐一さん(左)の日本酒に関するプレゼンに耳を傾ける山口

■ 今後の旅の行く先は?「故郷を見直す期間に」

同催事について「ネット販売されていない酒蔵さんもいらっしゃって、ここに来れば買えるっていうのがラッキーですよね」と語る山口

世界を旅する山口だが、「意外に自分の故郷(日本)を後回しにしてきた60年なので、この還暦を機に原点回帰で、故郷を本気で学び直そうと心に誓ったので。日本を探り始めたのは今年に入ってからなんです」と語る。約1年前に始めたYouTubeを通じて、奈良や奄美大島など、これまでに行ったことがない場所に足を運んでいる。

そんな山口に同イベント開催地である「大阪」の印象を聞くと、「一言で言うと『おもろいなぁ!』(笑)。旅は人と出会って話したり笑ったりする瞬間が最高じゃないですか。大阪の人のチャーミングなおもしろさ、基本的に笑いにもっていこうとするバイタリティ・・・人間としての『国宝者』でしょ!旺盛なエネルギーを毎回感じて、素晴らしいと思います」と語った。

「この世界に入って最初の仕事が大阪のNHK(純ちゃんの応援歌)で、1年くらい住んでいたんですけど、必至で仕事しかしていなかったので、全然楽しむ域に達していなくて・・・。なので、もう1回知りたいなと思います」と笑顔を見せた。

事前イベントに参加した山口(中央)ら、撮影時も和気あいあいとした雰囲気に

新潟県から35の蔵元が集まる『にいがた酒の陣 OSAKA』は10月14日までの開催。時間は朝10時〜夜8時(最終日は夕方4時閉場)、「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館9階催会場にて。

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