長寿番組『新婚さんいらっしゃい！』（ＡＢＣテレビ）の１０月１３日放送回に、パリ五輪のウエイトリフティング日本代表・村上英士朗選手が登場。家庭では少々押され気味のオリンピアン夫、２人の恋物語では、完全に妻が主導権を握っていたようで･･･。

男子で最も重い１０２ｋｇ超級に出場し、オリンピック初参戦ながら堂々の戦いぶりで、会場を大いに沸かせた村上選手。２０１８年から全日本選手権３連覇を果たし、２０１９年ＩＷＦワールドカップ優勝、バーベルを肩まで持ち上げ、次に頭上に差し上げる「クリーン＆ジャーク」では、２３５ｋｇという日本記録を保持している。

そんな強い男がベタ惚れする妻も、実は元重量挙げの選手。大学４年時の２０１７年には全日本選手権で優勝を果たすなど、学生時代には１０度も日本一に輝いている。

出会いは富山県にある高校のウエイトリフティング部。中学３年生の妻が体験入部に行ったとき、補助員だったのが１歳年上の夫だった。そこで妻が、未経験ながら才能の片鱗を見せ、「絶対やったほうがいい」と勧誘する夫。それは事実だったものの、かわいいのに強い妻にギャップ萌えし、ほぼ一目惚れだったと振りかえる。

恋愛に発展するのは、夫が高校３年生のとき。２人で全国大会に行き、一緒にファストフード店へ入ったタイミングだったという。その後に夫が東京の大学に進学、遠距離恋愛に。将来を有望視されていた夫に密着取材した当時の映像では、部屋の至るところに妻の写真があった。

さらには「かわいい彼女の写真を残しておきたいから」とカメラを購入し、業者に頼んで写真集まで自作したといい、ＭＣ藤井も「こんなに愛情って表現していいの！？」と驚く一幕も。

やがて東京で同棲をスタート。結婚を決めたのは、２０２３年のオリンピック選考大会中だった。きっかけになったのは、厳しい状況で夫がネガティブになっているなか、ポジティブな妻が放った一言だったそう。さらに、夫をグイグイ引っ張る妻が実現させた「理想のプロポーズ」が明かされる。

この模様は１０月１３日・昼１２時５５分より放送される。