チケット完売「新喜劇まつり」、名物ギャグ連発の2時間に拍手笑い

6時間前

『吉本新喜劇まつり2024』の様子

(写真5枚)

「吉本新喜劇」の座員30名らが出演する舞台『吉本新喜劇まつり2024』が10月18日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区、通称:NGK)でおこなわれた。「吉本新喜劇座員総選挙2024」にて上位に輝いた29名と、当日に観客から指名された1名の計30名という蒼々たる面々が、その実力を見せつけた。

■ 総選挙3位・山田花子がアイドルに!?

『吉本新喜劇まつり2024』の様子

3回目を迎えた今年は、総選挙で1位となったアキがダンサーを従えキレキレの踊りを披露するオープニングアクトからスタート。ストーリーは「ホテル花月」を舞台に、アキ扮する人気キャラ・アキ助がひょんなことから働きはじめ、島田珠代や間寛平、酒井藍らが演じる強烈な客たちが次々と集い、事件を巻き起こしていく・・・という展開に。

平日の夜公演ながらチケットが完売した人気公演ということもあり、アキの「いぃよぉ~」や座長コンビのすっちーと吉田裕によるコンビネーション技「乳首ドリル」、島田の「パンティーテックス」といった名物ギャグが繰り出されると、会場には大きな拍手が沸きおこっていた。また劇中では、山田花子、小寺真里、島田、酒井がアイドル衣装に身を包んで歌唱するという、この日ならではのスペシャルな演出も。

『吉本新喜劇まつり2024』の様子

■ 「台本作りは普段より時間がかかった」(アキ)

『吉本新喜劇まつり2024』、オープニングアクトの様子

同公演で座長をつとめたアキは、終演後の囲み取材で「温かいお客さんで、幸せな舞台でした」と感謝を述べつつ、「普段の新喜劇とは違いたくさんの座員が集まることで、こんなに大変なんやなと。台本作りは普段より時間がかかりましたし、気を遣うことなんだなと勉強になりました」と難しさを明かした。

また、今年4位だった島田はアキのオープニングアクトに言及し「すごい悔しかったです。あ、1位になったらこれができたんだって。これは絶対、1位にならないとできないわけでしょ? だから来年は下剋上したいと思いました」と早くもリベンジを誓っていた。

『吉本新喜劇まつり2024』の様子

『吉本新喜劇まつり2024~選ばれし30名の座員たち~』の模様は配信サイトで視聴できる。オンラインチケットは、吉本興業のチケットサイト(FANY)にて発売中。

取材・文/つちだ四郎

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