関西初、香港の行列ができる点心専門店 メロンパンが人気!?

8時間前

大根餅、チョンファン、エビトースト、温レタス、マンゴータピオカなど、添好運 茶屋町梅田店のメニューの一部

(写真11枚)

香港で人気の点心レストラン「添好運(ティム・ホー・ワン)梅田茶屋町店」(大阪市北区)が関西に初進出。10月23日・10時に茶屋町エリアにオープンする。

「フォーシーズンズホテル⾹港」の広東料理店「⿓景軒」の点⼼師を務めたシェフによる点⼼専⾨の同ブランド。「おいしい点心を庶民向けな価格で提供したい」という創業者の思いのもと地元民をターゲットに、美食の街である香港でも行列店として有名に。若者から年配の方まで幅広く支持され、ミシュランを獲得してからは観光客の利用も増えたそうだ。

東京で3店舗を構え、「もともと日本での店舗を増やすために、物件を探していました。コロナ禍が落ち着いてきたタイミングでこちらの場所にオープンを決めました。大阪でも行列ができるくらいの人気店を目指しています」と、国内では4店舗目となる。

コンセプトは⾹港の本店同様に、店舗厨房でオリジナルレシピによって手作りされた点⼼を、リーズナブルな価格で提供。いずれの店舗も1~2時間待ちと行列が絶えず、オープン時には4時間待ちになったことも。客は日本人だけでなく、「本場の味が食べられる」と3割ほどが在日中国人なのだそうだ。

メニューは東京も関西も、香港とほぼ同じものを提供し、点心師が腕を振るう。「点心師がいるのといないのでは、料理のクオリティーが全然違う」と担当者。点心師とは中国での料理人の国家資格で、同店では点心師の採用や育成にも力を入れているのだそうだ。

■どんなメニューが人気?

1番の人気メニューは「ベイクド チャーシューバオ」(3個880円)。ふっくら生地に甘めのチャーシュー餡を包み、メロンパン生地をのせたサクサク食感で世界中にファンを持つ、同店の名物メニュー。1店舗で1日2000個から3000個売れることも。

1番人気の「ベイクド チャーシューバオ」(3個 880円)

ほかにも点心には欠かせない「大根餅」(680円)や、注文を受けてから皮から手作りするモチモチ食感の「エビと黄ニラのチョンファン」(880円)なども人気だ。ちなみに、点心といえば小籠包を思い浮かべる人も多いかもしれないが、それは上海や台湾での傾向であり、香港の点心には小籠包は含まれないのも特徴とのこと。

大阪では限定メニュー「カスタード虎饅頭」(3個 780円)が登場し、トロっと濃厚なカスタードにカボチャを練りこんだ黄金色の生地で包む。カスタードの甘みを引き立てるため、塩卵を入れており、シャリシャリとした食感もポイント。金運アップの象徴である虎柄を焼き印で施しており、「阪神タイガースも少し意識しました」と、担当者。商人の町・大阪の雰囲気ともピッタリの縁起物だ。

1階にはテーブル席、2階には予約可能な個室(別途使用料が必要。4名1部屋2000円~)もあり、家族連れやグループ、または行列を回避したい層の利用を想定している。店頭にはテイクアウトコーナーもあり、一部メニューはテイクアウトも可能。営業時間は、10時〜22時(最終オーダーは21時15分)、年中無休。

取材・文・写真/二木繁美

 添好運 梅田茶屋町店

2024年10月23日(水)オープン
住所:大阪府大阪市北区芝田1ー15ー21
営業:10:00~22:00 (21:15 LO)
電話:06-6450-8277

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