万博会場前の「夢洲駅」、まっ黒でシュッとした内装お披露目

16時間前

2025年1月19日に開業する大阪メトロ中央線「夢洲駅(ゆめしまえき)」(10月31日・報道公開時)

(写真9枚)

2025年4月13日に開幕する『大阪・関西万博』会場の最寄り駅であり、1月19日に開業する大阪メトロ中央線「夢洲駅(ゆめしまえき)」(大阪市此花区)。10月31日、初めて内部の報道公開がおこなわれ、空間演出にもこだわった内装がお披露目された。

「夢洲駅」は、中央線を「コスモスクエア駅」から北西へ3.2km延伸した場所に新設。万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道ルートで、会期中のピーク時には1日最大12万9千人の利用を見込んでいる。現在、機器類の整備や各所の検査を除けばほぼ完成の状態とのこと。

「夢洲駅」ホーム。中央線カラーである緑のライン照明がアクセントに(10月31日・報道公開時)

コンコース(地下1階)やホーム(地下2階)は、壁・天井・柱・可動柵にいたるまで黒色塗装でシックな印象。また、中央線カラーである緑のライン照明が伸びていたり、高さ約3m×幅約55mの日本一長い大型サイネージなどが近未来感を感じさせる。

日本一長い「大型サイネージ」や大阪の技術を表現した「折り紙天井」(10月31日・報道公開時)

そのほか、ところどころに散りばめられた「和」の要素もポイント。日本の鉄道の正確さや高い技術力を示す「運行ダイヤ図」とおもてなしの心を日本の伝統・折り紙で表現した「折り紙天井」や、未来への玄関口をイメージして通り抜けるたびにワクワク感を演出する「門型照明」などが施されている。

なお、構内に売店などの出店は現時点では未定。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本