入場料は野菜? 兵庫で話題の新施設で「食×音楽」イベント

7時間前

今回イベントが開催される「みとろの丘」芝生広場にはフォトスポットも。「T」は自らやるっきゃない!

(写真11枚)

新しい形の「食×音楽」の体験型交流イベント『ギブミーベジタブル』が、グランピングやキャンプなどアウトドアが楽しめる農業公園 「みとろの丘」(兵庫県加古川市)で12月1日に開催される。

『ギブミーベジタブル』は、参加者がお金ではなく、野菜などの食材を「入場料」として持ち寄り、料理人が集まった食材を使用し、その場で即興調理をして来場者に提供する食と音楽のイベント。集まった野菜や食材は出演者やスタッフの報酬にもなる。

「ギブミーベジタブル」詳細

「急に野菜と言われても・・・」と思った人もご安心を。イベントの「入場料」代わりの食材は野菜に限らず、肉や魚、果物やおススメの調味料などでもOK。同施設のディレクター・藤本さんは「当日は『この食材みんなに食べてみてほしい!』と思う食材とマイ箸、マイ皿を持って、遊びにきてください。芝生の上で、おいしい料理とライブやDJを一緒に楽しみましょう」と話す。また当日は地元農家らの出店が多数あり、米、肉、魚などの販売も予定しているそう。

「みとろの丘」には、広大な自家農園があり、「みとろ版グランピング」で宿泊する、野菜収獲体験が可能。芋掘りのほか、内容は時期により異なる

なお、過去全国で開催されてきたこの『ギブミーベジタブル』を今回開催する「みとろの丘」、地元でも聞き覚えがない人もいるかもしれないが、それもそのはず。約20年、地元で親しまれた農業公園「見土呂フルーツパーク」を「あるものは活かし、ないものは最小限でつくる」をコンセプトに、既存の風景を最大限活かしながらアップデート。2024年4月にリニューアルオープンした。10月には「グッドデザイン賞」を受賞している。

たくさんのベンチが用意されたグラスハウス内で、ゆったりカフェやお買い物も楽しめる
施設内のカフェ「COME’S」でも地産地消を促進。リーズナブルな価格でフードを提供し、地元の特産品を販売している

「甲子園球場」約3個分の広大な敷地内には、グランピングやキャンプサイト、ドッグラン、自家農園などが点在し、屋内型植物公園、グリーンショップ、地元食材をふんだんに使ったカフェが楽しめる全天候型の「グラスハウス」も市民の憩いの場となっている。

「みとろ版グランピング」のデッキは、加古川ビュー。絶景を楽しみながらコーヒーを。「ファームリビングフィールド」の宿泊料金は1サイトあたり1万3200円~(サイト・日程により異なる)
「ネイチャーフィールド」でのキャンプ宿泊の料金は1100円~(サイト・日程により異なる)レンタル品も最新の品揃えで充実しているので、キャンプ初心者にもぴったり

『ギブミーベジタブルin加古川みとろの丘』は12月1日、昼12時から夕方5時まで開催。駐車場の台数が限られているため、乗り合わせての来場を呼び掛けている。詳細は公式サイトで確認を。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本