1個じゃ足りない!大阪で「あんこ催事」開幕、全国のどら焼き集結

2024.11.13 13:50

『時をかけるあん』初日の様子

(写真14枚)

全国からあんこスイーツが集結するイベント『時をかけるあん』が、百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で11月13日よりスタートした。全国47都道府県の「どら焼き」や「老舗銘菓」、100ブランド以上が一堂に会し、オープン時から多くのあんこファンで売場が賑わった。

イベント10周年を迎える今回、目玉企画のひとつとして全国津々浦々からユニークな「どら焼き」が集結する『どら焼き47都道府県』を実施。それぞれバイヤーが自信をもってセレクトしたといい、王道のものから、塩バターやずんだ、キャラメル&フロランタン、落花生を使ったもの、抹茶生地のものと、バラエティ豊かなどら焼きがずらりと並ぶ。

どら焼きがずらり!

選びきれない!という人におすすめしたいのが、会場にある「食べ比べチャート」。日本あんこ協会監修のもと、生地の食感や甘さなどが、分かりやすく可視化されている。どら焼きは100円台〜300円台と買いやすい価格帯ということもあり、1個にとどまらず、複数個購入する客がほとんどだった。

日本あんこ協会監修の「どら焼き47都道府県食べ比べチャート」

担当者は「全国のあんを楽しもう!という思いで、さまざまな企画をしました。あんこはトレンドと言いつつも、結局シンプルなものが好まれるのかな?ということで、今回はどら焼きに注目しました。たくさんあるどら焼きのなかで差をつけるために、りんご餡やお餅が入っているものなどもセレクトしています」とアピール。

さらに会場には、創業から数百年の「老舗銘菓」も。こちらも47都道府県からという充実っぷりで、「能登大納言小豆 きんつば」(1個216円/石川「加賀藩御用菓子司 森八」)や饅頭「栗果」(1個378円/和歌山「総本家 駿河屋善右衛門)、黒糖菓子「こんぺん」(1個141円/沖縄「南島製菓」)などが並ぶ。こちらも100円台〜とリーズナブルなものもラインアップ。

どら焼きのほか、銘菓コーナーも要チェック

そのほか日替わりあん菓子にあんパン、老舗の新スイーツや、会場ではできたての「赤福」(2個400円)がいただけるなど実演販売も。また、あん好きを唸らせる渾身の企画として、長崎県の老舗「福砂屋」が400周年を記念し、カステラの販売増加に伴い製造を終了した菓子「千代香」(972円)を55年ぶりに復活し販売される。

できたてのため、賞味期限は当日中。「赤福」2個入り400円
伊勢の「五十鈴茶屋」でしかいただけない「あずきふらっ茶」(800円)なども

「時をかけるあん」は「阪急うめだ本店」9階の祝祭広場にて、11月18日までの開催(最終日は夕方5時終了)。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本