大阪に新マリオットホテル、多様なニーズに応える「質と価格」

4時間前

「フォーポイントフレックスbyシェラトン大阪梅田」外観写真

(写真4枚)

世界各国でホテルを運営するマリオット・インターナショナル(本社:アメリカ合衆国メリーランド州)が、従来のマリオット系ホテルに比べて「1泊1万円台〜」と手頃な価格帯で、幅広いニーズに応えていく新ホテルを、大阪・梅田エリアに開業した。2025年初頭までに全国10都市14所に拡大していくという。

■ CEO「ゲストのニーズも多様化している」

最高経営責任者兼CEOアンソニー・カプアーノ氏

マリオット初のビジネスホテル「フォーポイントフレックスbyシェラトン」。ここ梅田がアジア初展開となり、マリオットとして日本国内100軒目。部屋のタイプはシングル(14平米)、ダブル(14平米)、ツイン(18平米)のほか、バリアフリーのアクセシブルシングル(17平米)、アクセシブルツイン(26平米)があり、コンパクトで清潔感のある部屋は、元々あった施設を改装リニューアルしたものだ。

館内には無料Wi-Fiやアメニティ、ウォーターサーバー、洗濯乾燥機が完備されているほか、朝食は隣接する「やよい軒」を利用できる(オプション料金)。マリオットの最高経営責任者・アンソニー・カプアーノ氏は「日本の観光市場の著しい成長に伴い、ゲストのニーズも多様化している。特にリーズナブルな施設の需要は多く、ビジネスだけでなくレジャーでも利用できる施設になっている」とコメントした。

■ インバウンド客が増加、大阪には4施設を開業へ

館内はネイビーやブラウンを基調に落ち着いた雰囲気

2024年にインバウンド客が増加し、各地で客室不足が指摘されるようになった昨今。そこでマリオットは2025年初頭までに同ホテルを全国10都市14箇所、客室にすると3600室以上となる規模感で拡大させていくという。

コンパクトで清潔感のあるツインの部屋

なかでも大阪は、仕事と観光の両方で需要があることや、2025年の『大阪・関西万博』開催を見越して、梅田、心斎橋、北浜、本町の計4施設をオープンさせる。大阪について「非常に活気ある街」と語るカプアーノ氏は、記者からどんな人に宿泊してほしいかと問われると「EVERYONE(エブリワン)!」とにっこり。駅近の立地は、ビジネスだけでなく観光にも便利だ。

宿泊料金は、シングル1万2700円〜、ダブル1万5500円(ともに税サ込み)ほか。アクセスは「阪急大阪梅田駅」徒歩4分。

取材・文・写真/佐々木早貴

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