「ロケーション良すぎ」新・マリンピアが開業、早くも好意的な声

4時間前

アウトレットモール「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」メインエントランス

(写真18枚)

立て替えのため一時閉館していたアウトレットモール「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(神戸市垂水区)が、11月26日にグランドオープンを迎える。オープンに先駆け、その全貌が公開された。

■ 雨天でも傘なしでショッピング、屋内型モールへ

ショッピングエリアは屋内モール型に

1999年のオープン以来「神戸のおでかけスポット」として親しまれ、2023年1月より全面建て替え工事のため閉業していた同施設。新施設のコンセプトは「マリンピアリゾート」。ショッピングだけでなく、真ん前に瀬戸内海を望む立地を生かしたアクティビティやグルメが楽しめるリゾートアウトレットを目指すという。

建て替え前はジャンルごとに棟が分かれていたが、リニューアル後は「アウトレット棟」として屋内型モールに。雨天でも傘なしでショッピングが楽しめるのがうれしい。

関西アウトレット初出店の「メルセデス・ベンツ」では、ペット・ゴルフ用品なども販売

モール内は、海外ブランドからスポーツ、アウトドア、ライフスタイル雑貨など全145店舗が入店。うち「メルセデス・ベンツ」やアウトドアブランド「マーモット」など20店舗が関西アウトレット初。「カプコンストア アネックス」やストリートファッションブランド「ロッカールーム」など4店舗が日本のアウトレット初出店となった。

■ 約1.4倍に敷地拡大、その大部分は?

広大な「ラグーンコミュニティパーク」全貌

今回のリニューアルで以前と比べ約1.4倍の9600坪に敷地を拡大したが、その大部分が「ラグーンコミュニティパーク」と呼ばれ、瀬戸内海を望む開放的な公園空間に。リゾート感溢れる非日常感が楽しめ、モールの西側出口から一歩外へ出ると、目の前に明石海峡大橋がかかる淡路島を望む絶景のロケーションが広がる。

パーク内では、ラグーンを活用したマリンスポーツが楽しめるほか、神戸の人気パティスリーと知られる「トゥーストゥース」がテラス席付きのベーカリー・レストランをオープン。さらに、約3600平米の砂浜では、同ブランドが展開する「LAGOON BBQ CLUB」が出店。手ぶら・持ち込みプランなどニーズに合わせて選択でき、冬でも都市型BBQが体験できる。

ドッグランも完備されているので、ペットと一緒に来店もOK

ほかにも、明石海峡大橋をバックに映え写真が撮れる「BE KOBE」のフォトスポットを設置。さらに地形を生かした滑り台やボルダリングなどのアスレチックに加え、ドッグランを新設するなどファミリーで楽しめる施設となっている。プレオープンに訪れた客らも「リゾート感ある」「ロケーションが良すぎ」とSNSで早くも好意的な声が挙がっていた。

■ フード類も手厚く「一日中ゆっくりと過ごして」

モール1階の「フードマルシェ」。外のパークエリアと簡単に行き来でき、一部店舗ではテラス席を設けるなど一体となった造りとなっている

また、モール内1階に関西アウトレット初出店となる中華「ゴールデンタイガー」など13店舗に200席を完備した「フードマルシェ」。美しいビューが望めるテラス席や小上がり席を含む約850席を完備した「フードコート」を2階に新設。神戸牛のハンバーグがいただける「神戸赤ふじ」をはじめ神戸で親しまれる店舗が新業態で入店するなど、グルメも楽しめる。

同アウトレットを運営する三井不動産の若林瑞穂氏は「ショッピングだけでなく、アクティビティやグルメを存分にお楽しみいただき、幅広い世代のお客さまが一日中ゆっくりと時間を過ごしていただけるような非日常空間を創出いたします。皆さまから長く愛される施設となるよう全力を尽くして参ります」と意気込みを語った。

「BE KOBEゾーン」。夜はライトアップで違う雰囲気に

物販は朝10時~夜8時。1階「フードマルシェ」は朝10時~夜9時。2階「フードコート」は朝10時半~夜9時。アクセスはJR神戸線「垂水駅」あるいは山陽電車「山陽垂水駅」から徒歩9分。11月26日以降は、同施設と「垂水駅」を行き来するシャトルバスが概ね1時間に4本ペースで運行する予定。

取材・文・写真/宮口佑香

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本