天王寺動物園「元日は無料」に、110周年企画が盛りだくさん

2024.12.2 20:30

2024年10月には、110周年プレ企画として同園初の早朝開園『プレモーニング・ズー』が開催された「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)

(写真3枚)

「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)は、2025年に控える『110周年記念イベント』の詳細を発表。12月2日に同園にて会見がおこなわれた。

1915年(大正4年)1月1日に開園し、日本で3番目に長い歴史を持つ同園。当初はわずか2.6ヘクタールだったが、施設整備や希少動物の飼育を進め、規模の拡大を図りながら、現在では約11ヘクタールの園内におよそ170種・1000点の動物を飼育する、国内でも屈指の都市型動物園として発展してきた。

天王寺動物園『110周年記念事業』会見の様子。左から山中諄理事長、向井猛園長(12月2日・大阪市天王寺区)

110年の感謝を込めた記念イベントでは、1年を通してさまざまな企画を予定。2025年1月1日に入園料が無料になるほか、先着3000名に『開園記念日ポストカード』のプレゼント、飼育員気分が味わえる『こどもユニフォーム撮影会』、向井猛園長による『記念講演会』、記念ロゴ入りオリジナルグッズの販売など、1日限定で10の企画が実施される。

そのほか、『大阪・関西万博』と連動した割引企画や干支にまつわる展示も。以降のイベントについては随時発表される。

長い歴史を持ち、戦争をも経験した同園。山中諄理事長は、「当園のこれまでの長い歴史に思いをを馳せるとともに、未来に向け、命の大切さ、生物多様性と豊かな環境の大切さを学んでいただける、みなさまに愛される動物園であり続けたい」と挨拶した。

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