女子中高生の流行語、2024年のトレンド「自然界隈」とは

2024.12.4 09:00

1位に選ばれたコンテンツは「自然界隈」(写真は万博記念公園にて)

(写真2枚)

全国の女子中高生によるリサーチで選出される『JC・JK流行語大賞2024』が12月2日に発表。今年から新設された「コンテンツ部門」の1位に、「自然界隈」が輝いた。

Z世代&α世代向けのマーケティング支援などを手がける「AMF」と全国の女子中高生からなるマーケティング集団「JC・JK調査隊」が、さまざまなメディアに取り上げられた流行のなかから、その注目度を算出した選考結果をもとにランキング化する同大賞。今年は「ヒト・モノ・コトバ」部門にくわえ、新たに「コンテンツ部門」が追加された。

新設されたコンテンツ部門では、海や山、川などの自然を楽しみ、その模様をSNSに投稿する「自然界隈」が1位を獲得。美ヶ原高原や曽爾高原、草千里などが自然界隈から人気の高いスポットだという。実際に自然を楽しむだけでなく、SNS上の投稿を見るだけで「見てるだけで心が洗われる」とリフレッシュを楽しむ女子中高生の声も寄せられている。

続いて、当たり前のことをネットミームとして紹介する「当たり前界隈」が2位を獲得。「寝て起きたら外明るくなってたwwwwwwwwwwwwww」というTikTok動画が話題となり、ドミノピザやロート製薬などの企業アカウントも参加する一大ムーブメントに。

3位には「ママ界隈」がランクイン。ケープハイラックスの鳴き声が「ママ」と叫んでいるように聞こえることから、鳴き声の素材を使って「ママ」に頼ってしまうあるあるエピソードを紹介する動画がSNS上で流行した。

続く4位は松本まりかが主演をつとめるドラマ『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)のワンシーンを再現する動画を意味する「松本まりかチャレンジ」、5位にはインフルエンサーやモデルなどが普段使用しているコスメを顔写真の周りに配置する「メイクレシピ」がそれぞれランクインした。

JC・JK流行語大賞2024

コンテンツ部門の上位3位を「○○界隈」が占める結果となり、同大賞の総合プロデューサー・椎木里佳氏は「『当たり前界隈』『自然界隈』『ママ界隈』など『○○界隈』と称して日常に起きるあるあるコンテンツをミーム化させ真新しいものへの昇華させる、なんでも界隈にする現象が起きていることが分かります」とコメントした。

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