1996年開業、大阪・難波「オリエンタルホテル」が大幅リニュ

2024.12.21 07:00

「なんばオリエンタルホテル」、入口は千日前商店街内に

(写真11枚)

大阪・難波の「千日前商店街」ド真ん中に位置する「なんばオリエンタルホテル」(大阪市中央区)が3フロアを大規模改装。天井高3m、ゆったりとした造りの客室が新たに9つ誕生し、合わせてレストランやラウンジも新設された。

■ 既存のフロアとは差別化した「3階」が誕生

「プレミア レジデンス」(最大6名まで宿泊可能)にはシングルサイズの2段ベッドが

1996年に開業した同ホテル。客室フロアは4〜9階、既存の客室は23平米〜の全258室あったところに、今回のリニューアルで3階に新たな客室フロアを新設。

元はブリティッシュバーなど飲食テナントが入店していたところに、「グランド レジデンス」(52平米)1室と、「プレミア レジデンス」(47平米)が8室。各部屋に洗濯機、電子レンジやIHヒーター、簡単な調理器具なども完備されており、長期滞在にも適している。

難波という土地柄、コロナ禍前から外国人観光客の宿泊者が多かったというが、コロナ明けからは更に割合を伸ばし、現在は約8割を占めているという同ホテル。3階のロビー近くには、スーツケースやキャリーバックを預けることができる「セルフバゲージスペース」も登場した。

「グランド レジデンス」(最大6名まで宿泊可能)
3階ロビーも一新された

■ 和食軸のレストランから一新、食にも注力

12月1日にオープンした「Bloom Field DINING」(朝7時〜10時までの営業)

2階にあった全106席の大型レストランも、今回のリニューアルで一新。しゃぶしゃぶなど和食軸だったところを、「旧オリエンタルホテル」で創業当時から親しまれてきた伝統の「神戸ハイカレー」をはじめ、和洋食、そしてフォーなど世界の料理など、約70種のメニューをブッフェ形式で楽しめる(大人3300円ほか)。

シェフが目の前のカウンターで作る料理は3種、フレンチトースト トリュフバター(手前)、ヒレカツバーガー、クロッフルベネディクト スモークサーモンなど

また、宿泊者専用の無料ラウンジも新たに2カ所。チェックイン前の昼2時から利用可能な「ウェルカムラウンジ」ではビールやワイン、日本酒やソフトドリンク、チーズやスナックなどの軽食も用意。洗濯機と乾燥機を各10台、旅に便利な圧縮パッキング機も用意された「ランドリーラウンジ」にもゆったりとしたソファを設け、24時間利用可能となっている。

「ウェルカムラウンジ」は昼2時から夜10時まで利用可能

新設された3階の「プレミア レジデンス」は1室7万〜、「グランド レジデンス」は1室10万〜(ともに税・サ込み、時期によって価格は異なる)。1〜2階はグルメフロアとして来秋オープン予定。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本