大阪・関西万博、目玉の「カラダ測定ポッド」ってどんなもの?

10時間前

「大阪ヘルスケアパビリオン」の注目ポイント「カラダ測定ポッド」

(写真4枚)

大阪・夢洲の会場で2025年4月13日より開催される『大阪・関西万博』。開催を目前に、「いのち」と「健康」を軸にした展示エリア「大阪ヘルスケアパビリオン」にて体験できる新たなコンテンツが発表された。

大阪府と大阪市が企業や大学とともに「健康」にフォーカスしたコンテンツを出展するエリア「大阪ヘルスケアパビリオン」。そのうち府と市が企画・制作を担う主催者エリアでは、「再生医療」と「培養肉」に関する展示がおこなわれることがすでに発表されている。

発表会では、同パビリオンの目玉ともいえるコンテンツ「カラダ測定ポッド」の紹介も。カラダ測定ポッドは、来館者の身体をスキャンし髪や脳、血管など7つの項目でランク付けすることで、「身体年齢」が分かるというもの。万博会場では、そのデータをもとにした「25年後の自分」を見ることもできるという。

25年後の吉村府知事(上)

実際に測定を体験した横山英幸大阪市長は、「採血や細かい検査もなく、非常に簡単に健康状態をチェックできるんですね。この技術が発展すれば、身体につけることで異常を察知できたり街中で気軽に健康をチェックできるようになったり、もっと健康になれる社会が実現できるのではと感じました」とコメント。

さらに、発表会では新たな主催者展示「パーソナルフードスタンド」もお披露目された。展示はカラダ測定ポッドと連動しており、測定した身体情報が入った「リボーンバンド」を「ヘルスケアベンダー」という機器にタッチすることで、約290万通りの生活習慣に関する質問項目から、利用者に合わせた5項目を選出。その質問項目に答えることで、AIが分析したアドバイスを受けられる。

この日発表された新たな展示「パーソナルフードスタンド」

同展示は府・市が「セブンイレブン」や「味覚糖」などの企業と共同で出展するブースとなっており、アドバイスに合わせたサンプル商品を持ち帰れるシステムとなっている。

「大阪ヘルスケアパビリオン」にはフードもスタンバイ

「大阪ヘルスケアパビリオン」では、ほかにも「協賛社ブース」に「森永乳業」や「ミルボン」、「サイエンス」をはじめとした多数の企業が出展する予定だ。

取材・文/つちだ四郎

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