大阪の行列居酒屋「さしす」が立ち飲み進出、1人客に好評

2024.12.27 11:30

12月27日にオープンする「立ちすし酒場さしす 新梅田食道街店」。イラストの「カバ」が立っているのが目印だ

(写真5枚)

大阪発の行列居酒屋「すし酒場さしす」が、立ち飲み業態に進出。「立ちすし酒場さしす」と称し、11月7日に1号店「大阪駅前第3ビル地下2階店」が誕生、早くも2号店が12月27日、「新梅田食道街店」(大阪市北区)にオープンする。

■ 連日行列の「すし酒場さしす」とは?

「すし酒場さしす」の名物メニュー。美しく盛られた「エビ7」など(写真は着席店舗の様子)

飛び出すマグロの巻き寿司など、SNS映えする盛り付けやコスパの良さで人気の「すし酒場 さしす」。大ぶりのネタが乗った寿司が165円〜、ドリンクは300円台からという「安い」「うまい」「豪華」の3拍子が揃った店として、若者を中心に連日行列をつくっている。

2020年に大阪駅前第3ビルに1号店をオープン以降、コロナ禍にも関わらず急成長。現在は大阪6店舗、兵庫2店舗、京都1店舗のほか、九州に3店舗を構える。

■「立ち飲み」を始めた理由は? 

「立ちすし酒場さしす 新梅田食道街店」カウンター

立ち飲み業態への進出について、エリアマネージャーの加藤さんは「有り難いことにお並びいただくことが多く『さしすに行く』ってだけでなかなかの時間を要してしまうなかで、1人で待つのはハードルが高い。その辺りを解消できるかなと」と説明。近年の「立ち飲み女子」の流行も相まって、以前からの構想が実現したという。

オープンから1カ月半経った「大阪駅前第3ビル地下2階店」については「おひとり様が多いですね。同じ駅ビル内の着席店舗と比べて年齢層は高く、『並んででも入るのは・・・』って方がスッと入って飲みたいもん飲んで、アテをちょこちょこっと食べて帰れるような感じの雰囲気になっています」と話す。

■ 立ち飲み店舗のメニューは?

「立ちすし酒場さしす」限定メニューのアテ寿司「鯛と塩昆布巻」や「とろ鉄火巻ハーフ」など

基本的には着席店舗と同じメニューが楽しめる「立ちすし酒場さしす」だが、よりお酒にあうよう「アテ寿司」を強化。「サビカン(山椒かんぴょう)巻」や「鯛と塩昆布巻」、「うなバター巻」など、立ち飲み店舗限定メニューも味わえる(各440円〜)。

また、「とろ鉄火巻」など看板商品の一部をハーフサイズでいただけるのも立ち飲み店舗ならでは。その他の料理も全体的に少量なので、1人でも数品注文しやすい。ドリンクは名物のレモンサワーやお茶ハイ、ビール、月替わりの日本酒など30種が揃う。



12月27日にオープンする「新梅田食道街店」は、カウンターとテーブルで全58名分。営業時間は昼2時〜夜11時。阪急電車「大阪梅田駅」より徒歩1分の「新梅田食道街」(御座候の前)。

「立ちすし酒場さしす 新梅田食道街店」テーブル
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